自転車の鍵が見つからないみるく(いちご小6・みるく小4)

水曜日は五時間授業。
なるべく急いで帰宅したが子どもたちの方が早かった。
すでにみるくは遊びに出かけたあと。
「あそびにいってきます 学校で4時15分に向こうを出ます」
というメモが残されていた。
いちごが「学校帰りに家の前で自転車に乗ったみるくと会って鍵を受け取ったよ」という。
ほう。
タイミングがよかったね。
いちごは遊びにいかないの?
「これつくりたいから」
と、いちごが手にしていたのは怪物くんジェットのペーパークラフト
パパが大阪出張の帰りに乗った飛行機が偶然怪物くんジェットだったらしく搭乗の際にもらえたのだそうな。
パパさん、ありがとう。
「いちごはコピーでいいよ」とカラーコピーした用紙を厚紙に貼り、工作を開始するいちご。
できた娘である。
4時15分に帰ると言っていたみるくは5時近くなってからようやく帰宅。
「すっごく楽しかったよ」とご機嫌だ。
それはよかったね。
でも次からは4時半に鳴るお帰りのチャイムを聞いたらすぐ帰るように。
その後みるくは夕飯をあわててかきこみ、水泳教室へ行くべく家を出て・・・すぐに戻ってきた。
自転車の鍵がないという。
今度は自転車ですか。
みるくの首には鍵のついていないネックストラップがさみしげにゆれている。
なぜ鍵をかけた時点ですぐにネックストラップにつけなおさないのか。
簡単なことなのにねえ。
みるくはバタバタと鍵を探しまわったものの見つからず、仕方なく走っていった。
大遅刻である。
一時間後、帰宅したみるくは洗濯機の中や二階の部屋など捜索を続けたが発見できず、
結局私が食卓で教科書の下にかくれていた鍵を見つけるに至った。
みるくは最近なくしものや忘れ物が多すぎる。
気をつけてね。