みるくの未来日記(いちご11歳8ヶ月・みるく9歳8ヶ月)

学校公開二日目。
本日一番興味深かったのは4年生の国語。
未来日記の発表会だ。
タイトルは「自分の夢がかなった最高のとき」。
スポーツ選手、ケーキ職人、通訳、歌手、パイロットなどなど様々な夢日記がありとてもおもしろかった。
○○になってこういうことをしているというように長い期間でとらえて書いてある作品が多い中、みるくの日記は異彩を放っていた。
ある瞬間をとらえたものだったからだ。
印象的な作品だったので全文をご紹介。

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題名「自分の夢がかなった日」

朝起きた。
いつも通りに歯磨きをした。
朝食は自分でつくった。
ポストをあけて新聞をとる。
一枚何かが落ちた。
なんだろう。
家に入る。
封筒を見る。
みるく様とかいてある。
なんだろう。
目を閉じて思い出してみた。
8月7日にゲームプログラマーに入るための面接を受けていた。
そうだ。
あれだ。
ゆっくり封筒をあけた。
手紙は3つに折ってあった。
少しあけた。
少し深呼吸をした。
全部あけた。
夢中で読んだ。
内容は面接に受かったという知らせだった。
目を閉じてもう一度見た。
受かったんだ。
うれしい気持ちでいっぱいになった。
カレンダーをちらりと見た。
9月19日。
誕生日だ。
誕生日に受かったんだ。
どちらもうれしい気持ちが重なってすごくうれしかった。
すごくいい一日だった。
これから星のカービィやマリオなどのゲームをつくっていきたいと思った。

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余談だが。
発表の順番を待っている間、みるくはずっと「パパこないね。パパまだかな。」とずっとパパがくるのを待っていた。
そのころパパはといえば、昨日の予定表を見ていたらしくいちごの教室にいた。
「次の国語の時間にはみるくの教室に行くよ」というので、あわてて移動してもらった。
次がみるくの発表というところでパパ到着。
ぎりぎり間に合ってよかった。