みるく硯事件(いちご11歳4ヶ月・みるく9歳5ヶ月)

今年最後の保護者会。
今日はいちごのクラスに出席。
事前に回収した役員経験のアンケートをもとに学級委員7名を選出する。
一度も役員を引き受けたことがない人から選ばれるわけだが、立候補者がいれば優先される。
希望者がいない場合は抽選だ。
保護者会を欠席する人も委任状を提出して、かわりの人にくじをひいてもらうことになっている。
最終的には抽選になるわけだからそれなりに公平だと私は思うのだが、そうは思わない人が数名。
「結局、出席している人の中で引き受ける人が出てきて、欠席している人は選ばれないですむ」のが納得いかないご様子。
「ずるいですよね、それって」ということらしい。
気持ちは分かるが、引き受けてくださる方がいるならそれでいいではないか。
わざわざもめることもあるまい。
例年5年生最後の保護者会は重苦しい沈黙がただようという。
いちごのクラスでは沈黙こそなかったものの、かなり殺伐とした雰囲気がただよった。
最終的には全ての役員が決まったので良かったが、なかなかにつらい時間であった。
明日はみるくのクラスの保護者会。
どうかもめませんように。
保護者会終了後、帰宅した私の目に飛び込んできたのは玄関床の黒いしみ。
墨汁だ。
みるくよ。まさか墨汁のふたがゆるんでいるのでは?
あわてて確認させるも「ゆるんでないよー」とみるく。
じゃあこの墨はなに?
みるくの習字バッグをあけてびっくり。
なんとすずりに墨が入ったままであった。
当然バッグの中にも墨が飛び散っており、床のあちこちに墨が点々と・・・
なにやってんのー!
私に叱り飛ばされたみるくは床そうじをしながら「気づかなかった」とつぶやく。
すずりをしまう時にいやでも気づくでしょう?
「バッグに入れたまま使ってたから気づかずそのまま閉めちゃった」らしい。
あほか。
次回から必ず硯はバッグから出して使ってください。