確定申告(いちご小5・みるく小3)

パパが副業として行っているセミナー講師やあれやこれやの収入は雑所得となるので確定申告が必要なわけだが。
税務署で入力をしてみて驚いた。
支払い時に源泉徴収されているにも関わらずさらに税金を納める必要があるのだ。
医療費控除の手続きも一緒に行うので、いくらか還付されるだろうと淡い期待を抱いていた私がバカだった。
自営業の友人Yが
「領収書は税金の割引券だよ。とにかくなんでも領収書はとっておかないと。
仕事に必要だからと主張して認めてもらえさえすればこっちのもんだから。
経費はちゃんと申告しないと税金とられっぱなしだよ。」
と、熱く語っていた理由が初めて理解できた。
「まあ、経費を申告してもほんのちょっとしか変わらないけどね。」とも言っていたが。
昨年の段階では、副業収入について申告が必要になるとはっきり理解していなかったので一切領収書が残っていない。
「基本的に領収書がないと何も認められません」と税務署の方が言う。
でも知らなかったのでとってないのです・・・と相談したところ
「認められるかどうかはともかく、とりあえず全て書き出して申告してみてください」とのこと。
参考資料としての書籍代、iPadKindleや携帯関連などの機器類、消耗品、交通費などなど。
今月中に一年分を書き出さねばならない。
Yは「日々、細かくつけていかないとだめだよ。交通費とか領収証のないものはすぐに忘れちゃうでしょ?」と言う。
確かに。
「うちはパパが全部会計ソフトに入力してるけどね。習慣になってしまえば簡単だよ。」とYは言う。
「とりあえず大学ノートでも一冊買ってこれからの分はつけていかないとだめですよ」と税務署の方も言う。
はい。
そこは私には分からないから、パパに忘れずにつけてもらうしかないなあ。
まあ、がんばって経費計上したところで支払う税額はさほど減りはしないのだが。
睡眠時間けずって働けば働くほど税額があがっていく法律ってどうなんだろう。
消費税をあげて所得税率をさげる方が消費があがって社会も潤うんじゃないかなあ・・・
何かを買ってお金を支払うのは当たり前だが、働けば働くほど税金が増えていくのは納得がいかない。
税額を見て「なんかがんばって働くのがばからしくなってくるな」とパパがつぶやく。
さもありなん。
脱税を画策する人の気持ちがほんのちょっぴり分かった一日であった。
やらないけどね。

今日のニュース
上野動物園ジャイアントパンダ二頭が到着。