みるく発熱(いちご小5・みるく小3)

朝起きてきたみるくが「まだのどが痛い。頭も痛い。咳をすると頭に響く。」と言う。
熱はないが、悪化すると困るので学校はお休み。
朝食は少し残したものの、お昼の醤油ラーメンはぺろりと完食。
これなら明日は学校へ行けるかな?と思ったのもつかのま。
お昼過ぎにいきなり熱があがりだした。
あっというまに39度2分。
もしかしてインフルエンザかも?と病院へ。
扁桃腺か嘔吐下痢がくるかもしれないけど明日まで様子を見て下さいと解熱剤その他を処方された。
高熱のせいでふらふらするみるくになんとか二階まであがってもらいベッドへ入れる。
「あつい。しんどい。眠れない。」とみるくが言う。
解熱剤を飲ませたあと、みるくの枕元で読み聞かせ。
「ねこが見た話」という奇妙でユーモラスなストーリーにひきつけられるみるく。
お話を聞いている間に薬がきいてきたのか3冊読んだところで「らくになった」とみるくが言う。
そして「熱がさがったらおなかすいてきた」と続ける。
みるくは熱があっても食べられるところがすばらしい。
パパそっくりだね。
しっかり食べてぐっすり眠れば早く良くなるよ。
ママは熱があると食べられないからパパに似てよかったね。
「ほんと(ぼくは)パパに似てるよね。太ってるし。」とみるくが言うのでいちごと二人で大笑い。
食事が終わっても「ねれない」とりビングで読書を続けるみるく。
解熱剤で一時的に熱がさがっているだけなんだからとベッドで寝るよう注意したが、みるくは「だってねれないよ」と言う。
みるくはそのまましばらく絵本や図書を読みふけっていたが、唐突に「じゃあおやすみなさい」と二階へあがっていった。
そしてベッドに入るやいなや「なんかちょっとおなかすいてきた」と言う。
すごいな。
ほんとに食べられるの?と半信半疑でうどんを用意。
みるくはうどんを一玉ぺろりとたいらげてからマリオのBGMをかけつつ満足顔で眠りについた。
夜中にまた熱があがるかと心配したがあがらなかった。
これで明日の午後になっても熱があがらないようならこのまま復活できるかな?