語り部みるく(いちご小5・みるく小3)

公文の教室へ送っていく時のこと。
みるくが「今日読み聞かせでIくんのお母さんが『さいごのパレード』っていうお話を読んでくれたんだけどすごくよかったから(図書館で)借りて」と言ってきた。
「ちょっと泣きそうになったよ」というのでどんなお話だったのか聞いてみた。
「ディズニーランドの話でね。サイン帳を落としちゃった人がいて・・・」
みるくは語りながら途中で声をつまらせた。
泣きながら語ってくれたその話は本当に良い話で私もつられて涙がこぼれた。
みるくは読み聞かせがあった日はいつも本の内容を語ってくれる。
それがいつもかなり細部まできちんと再現されているので驚く。
そして必ず「ママも読んでみなよ。図書館で借りてみて。」と続けるのだ。
おかげで私も読んだことがなかった本を読む機会ができてありがたい。
絵本じゃなくて図書の読み聞かせもよいものだなあ。
でも私はこの手のお話しは読みながら泣いてしまうから読み聞かせできないだろうな。
みるくは「学校では誰も泣いてなかったよ。ぼくも泣かなかったよ。」という。
「でもみんな泣くの我慢してたんだと思う。はずかしいから。」と続ける。
そして「泣くの我慢してたら頭痛くなってきた」と言う。
そんなに我慢していたのか。
かわいいなあ。