親子パン教室(いちご小5・みるく小3)

我が家から車で30分ほど走ったところに自家製パンがとてもおいしいイタリアンレストランがある。
家でも同じようなパンをつくれないかと挑戦してみたのだが大失敗。
どうしたらあの味がつくれるのかなーと思っていたところ。
なんとお店のパンのつくりかたを教えてもらえるパン教室が夏休みに開催されるという。
親子で参加するのが条件で、10組限定だ。
大喜びで参加を申し込む。
いちごは「いく!」と即答してくれたのだが、みるくは「えー。やだ。」と言う。
おーねーがーいー。
絶対楽しいから一緒に参加しようよー。
あの手この手でみるくを説得し、最後は半強制的にみるくも参加。
つくるパンは2種類。
くるみレーズンパンと全粒粉パンだ。
使用する粉は、はるゆたか。
国産小麦はグルテン含有量が少ないので、こねる時間が少なくてよいのだそうな。
逆に、こねすぎるとグルテンがちぎれてしまう。
いちごみるくにこねてもらったが、15分ほどであっというまにこねあがった。
上出来である。
これなら家でも気軽に手ごねでできる。
パン生地を一時間ほど寝かせている間にシェフから説明を受ける。
いちごみるくはこの待ち時間が退屈だったようで、机につっぷして熟睡。
一次発酵が終わったところでいちごみるくを起こして成形。
くるみレーズンをたっぷり入れても生地の外にはみでない包み方を教えていただいた。
四角にのばした生地の手前角二カ所を三角に折り込み、ひっぱるようにしてまいていく。
できあがりはラグビーボールに似た形状。
かなりたっぷりめに入れたのだが、全く中身がはみでなかった。
すごい。
勉強になるなあ。
成形後、二次発酵の時間はなんとたったの5分。
これには驚いた。
200〜220度くらいの高めの温度でスチーム機能を使いつつ30分焼いたらできあがり。
焼きたてパンを料理と一緒においしくいただく。
作り方自体はとても簡単だったので、家でもすぐにつくれそうだが問題点が2つ。
ひとつは国産小麦は手に入りにくく価格が高めであるということ。
もうひとつは我が家のオーブンにはスチーム機能がついていないということ。
フランスパンなどハード系のパンはスチームの方がパリっと焼き上がるのだそうな。
水をはったバットを天板の下に入れて焼くという方法があるらしいので、ためしてみようかな。