帯状疱疹ほぼ完治(いちご10歳7ヶ月・みるく8歳8ヶ月)

みるくの帯状疱疹は色が薄くなり、かさぶたになったものが少しずつはがれてきた。
ほぼ治ったといえる。
いちごとけんかして背中をたたかれたりすると
「痛いー!」と大げさに騒ぐが、おそらくすでに痛みはないと思われる。
悪化することもなくスムースに完治しそうでよかったよかった。
さて。
みるくが学校から帰るなり「明日楽しみだなー!」と浮かれている。
明日は遠足なのだ。
今日は朝から雨が降ったりやんだりしているのでみるくは「明日晴れるかな」と心配そうだ。
天気予報は晴れだから大丈夫だと思うよ。
「お弁当はマリオにしてね」とみるくが言う。
キャラ弁をつくるのが数ヶ月ぶりな私にとってマリオはなかなかハードルが高い。
努力はするが似てなかったからごめんね。
いちごの時はリラックマでいいよね?と聞くと「うん!」とうれしそうな声がかえってきたが、
行事予定表を見ると5年生の遠足がない。
あれ?
移動教室があるから高学年は遠足自体がないのかな。
いちごは「えー。みるくいいなー。ずるいなー。」と言う。
まあまあ。移動教室があるから良いではないか。
それにしてもこの「移動教室」という言葉に違和感を感じる。
私が育った名古屋では小学5年生は林間学校で中津川、6年生は修学旅行で奈良京都、というのが一般的だった。
東京では「修学旅行」は中学からで、小学校では「移動教室」と呼ぶ、という解釈でよいのかな?
「移動教室はママと何日も離れるからやだな。行きたくない。」といちごが言う。
かわいいことを言うなあ、とか、5年生なのにこんなに幼くて大丈夫かなあ、とか、小学校生活における一大イベントに何を言うのだ、とか。
いろいろな思いが一気に私の脳裏をかけめぐる。
行きたくない理由の中で、おねしょの件は大きな割合をしめていると思われるが、
なにより親と離れて学校のお友達とお泊まり旅行に行くという初めてのシチュエーションが不安なのだろう。
いちごは私と同じで、初めての状況や突発事項や環境の変化などに対処するのが苦手なのだ。
気持ちはとてもよく分かる。
でも、不安なのは最初だけで、行ったらきっとすごく楽しいから心配しなくていいよ。
秋までにおねしょがなおるといいね。