泣きながら帰宅するみるく(10歳5ヶ月・8歳5ヶ月)

お昼前にふりだした雨はみぞれにかわった。
みるくはなぜか傘をささずに、ぬれながら泣きながら帰宅。
どうしたのかと聞くと「TくんとMくんがみるくの悪口こそこそ言ってた」と言う。
3人で一緒に帰ってきたようだが、途中で二人が『みるくくんってさあ〜・・・こしょこしょこしょ・・・』と内緒話をはじめたらしい。
それは感じ悪いね。
いやだったね。
よしよし。
しばらく抱っこしているうちに落ち着いてきたみるくが「今日のおやつなに?」と聞く。
おにぎりがつくってあるよ。それから昨日のチキンライスも残っているよ。どっちにする?
「両方食べる。それでたりなかったら牛丼も食べる。」とみるくは言う。
みるくがおにぎりとチキンライスをぺろりとたいらげたところでいちごが帰宅。
いつのまにかみぞれは雪にかわっており、いちごは「先生は積もらないって言ってたけど、積もってきてるよ、やったー!」とご機嫌だ。
いちごは「おやつにお雛様のキャラメルコーン食べたい」と言う。
あいかわらずのご飯派とお菓子派である。
一応みるくにもキャラメルコーンは出してみたが「いらない。いちごにあげる。」と言う。
やっぱりね。
おやつタイムのあとラクトへ。
ばっさばっさと雪が降る中を運転していると、カーブでタイヤがきしんだ音をたてる。
こわい。
行きはともかく、帰りが相当こわかったのでノロノロ運転。
無事に帰宅できて本当によかった。
すっかり夜遅くなってしまったというのに、車をとめるなりいちごみるくは雪だるまづくり。
真っ白な雪の道に足跡をつけたり、雪玉をつくったりしてさんざん遊んだあとでようやく家の中へ。
「はー、楽しかった!だって明日になったらとけちゃうもんね!」といちごが笑う。
確かに、明日は溶けちゃうだろうね。