オルガンのふた事件(10歳4ヶ月・8歳4ヶ月)

今日はみるくのクラスメートKくんがあらためて遊びにきてくれた。
昨日のうめあわせもあり、たっぷり遊んでいってもらった。
おやつにりんごパンを焼いてみたが、子供達はゲームに夢中で手もつけず。
帰る時間になってゲームを終了した途端に一気食い。
家にある材料で簡単にできるパンなのだが、意外に大好評。
みるくが「残りものには福があるんだよね。おかわり!」と言うがおかわりはない。
「えー?もうないの?」といちごみるくが声をそろえてブーイング。
明日また焼いてあげるよと言うと
「じゃあ明日は100個焼いてね!」といちごが言う。
「100万個焼いてね!」とみるくが言う。
かなり気に入ってくれたようでうれしいが、そんなに焼けません。
Kくんが帰ったあとでみるくはスイミングへ。
いちごは「親指が痛い」と病院へ。
教室のオルガンの蓋ではさんだのだという。
友達が急に閉めたからだと聞いて、弾いている時に閉められたのかと驚いたがそうではなかった。
二人で一緒に蓋を閉めようとしていた時に相手の子が急に手を離して教室を出て行ってしまったから支えきれなくてはさんだらしい。
片手でいいかげんに持っていたいちごも悪いが急に離した相手も悪い。
その友達の名前を聞こうとしたのだがいちごは「忘れた」と名前を言おうとしない。
相手の子はいちごが指をけがしたことも知らないというので、その子に状況を伝えておくように提案。
また同じ事件が起こると困るから注意はしておく方がよいと思ったのだがいちごは生返事。
たぶん何も言わないつもりなのだろう。
いちごが「じっとしていても痛い」というので念のためレントゲンをとっていただいたのだが、骨にも腱にも異常はなかったので一安心。
結局最後までいちごは友達の名前を言わなかった。