みるく登り棒で頭から落下(9歳10ヶ月・7歳11ヶ月)

学校から帰ってきたみるくの額に湿布が貼ってあった。
どうしたの?と聞くと。
「ちょっとだけ一大事」とみるくが言う。
「落下した」
え?落下?
「登り棒のてっぺんから」
なぜそんなことになったのか聞いてみると。
二本の登り棒を右手と左手で持って上まであがり、そこでさかあがりをしていたのだという。
「何回かさかあがりして手を離したら落下した」とみるくは言う。
そりゃあ手を離したら落ちるわね。
みるくは「てっぺんから落ちた。50メーターくらい。」と言うが50mは置いておくとして、はたして「てっぺん」からだろうか。
保健室でしていただいた処置は湿布だけなのだそうな。
そんな位置で頭から落下したらさすがに先生も病院へ行けって言うと思うけどなあ。
疑問に思いつつも本人が「てっぺんから落ちた」と主張するので一応脳神経外科へ連れて行く。
MRIの結果は異常なし。
一応24時間は目を離さずに観察するようにとの指示を受けて帰宅。
男の子って何をするか分からない生き物だなあ。
一時間後、みるくが「あたまいたいー」と泣き出した。
しばらく大泣きした後に、泣き疲れたのかそのままうとうと。
病院で渡された「頭にケガをした患者さんへ」によると
1)うとうとしている。なかなか目をさまさない。
6)ガマンができないような頭痛。
などの症状が出たら至急連絡するようにと書いてある。
病院に電話すると「何度も続けて吐くようであれば大学病院へ。そうでなければ一晩様子を見て下さい。」とのこと。
10分ほど仮眠をとったのがよかったのか、みるくはその後食事をして復活。
どうやら眠いのとお腹が空いたのとが重なってぐずっていただけなようだ。
大丈夫そうなのでそのまま一晩観察。
なにごともなく、ひとまずよかった。