花火作りと染色(いちご9歳9ヶ月・みるく7歳10ヶ月)

今日はいちごもみるくも実験教室。
サッカークラブがお休みなので二人一緒に出かける予定だったが、出発直前になってからみるくがごちゃごちゃ言いだした。
「バッテリーがない」と言う。
学校の図書室で借りてきた読みかけの本だ。
昨日2段ベッドの階段に置いてあったのを見たんだけどなあ。
「いちごがどかしたんだけど、どこに置いたか忘れちゃった〜」といちごは言う。
二人に子供部屋を探させてみるも発見できず。
もう時間がないから、本を持って行くのはあきらめたら?と言うと「やだ」とみるくは断固拒否。
「いちごは先にいくねー。おくれちゃうから。」となくした原因がとっととお出かけ。
いちごのクラスの方がみるくのクラスよりも30分早く始まるから仕方がないけれどなんだかなあ・・・
「ない〜。ない〜。学校で借りた本なのに〜。」と涙目のみるくと一緒に部屋を探し始めるとダンボールの中にあるのを発見。
あるじゃん。
「よかったー」とほっとした様子でみるくは本をリュックに入れて実験教室へお出かけ。
本日の実験テーマは4年生が「もののもえかた」で2年生が「そまるといろいろ」
いちごは「線香花火をつくったんだよ!」と花火を3本持って帰ってきた。
「こよりつくるのたのしかったよー」
「火薬は危ないから1gもまちがえちゃいけないんだって」
楽しそうに実験の話をしてくれる。
線香花火は硝酸カリウムとイオウと松煙をまぜてつくるのだそうな。
初めて知ったわ。
みるくは紅花による染色。
前回の実験で花びらをとって水につけておいたものを使用。
紅花は水につけてこすと黄色の色素(サフロールイエロー)がぬける。
これは水にとけやすい=色おちしやすいので使わない。
こしたあとの花びらを炭酸ナトリウムをとかした水にしばらく入れておくと茶色くなる。
ここにうすい酢酸を少しずつ加えて中和すると赤くなる。
この状態でガーゼハンカチを入れてそめるのだ。
今回は輪ゴムとビー玉を使って絞り染めをしたという。
みるくが持って帰ってきたハンカチはきれいなピンク色。
前回タマネギの皮で染めた黄色のハンカチと一緒に自由研究にするといいかもね。
夜、いちごがつくった線香花火をしてみた。
風が強かったので途中で玉が落ちてしまったが確かに市販の線香花火のような火花が出た。
上手にできたね。