理数系と文系?(いちご9歳8ヶ月・みるく7歳8ヶ月)

四谷大塚主催の全国統一小学生テストというものがある。
対象は3年生から6年生。
4科目で3時間。
無料なので試しにいちごに受けさせてみた。
結果はまだ出ていないが本人が「ぜんぜんわかんなかったー」というのでおそらく惨敗であろう。
算数は最初の単純問題以外はすべて文章題。
しかもその問題文がけっこう複雑なので、内容を正確に理解しないと解けない。
後半にでてくるクイズのような問題もさっぱり分からなかったらしい。
「だって規則性を見つける問題苦手なんだもん」といちごは言う。
こういう問題がおもしろいのに。
つくづくこの子は理数系ではないのだなーと痛感。
テストのあとマクドナルドでランチしてから実験教室へ。
今日はみるくのみ。
テーマはシャボン玉。
シャボン玉をドライアイスで凍らせたり、フラフープでつくる巨大シャボン玉の中に入ったりしたらしい。
とても楽しそうである。
帰りの電車の中でH2Oと書いてある吊り広告を見たみるくが「Hってなんだったっけ」と聞いてきた。
Hが水素でOが酸素でH20は水だよ、と教えたら「え?水素と酸素で水なの?」と驚くみるく。
そして「じゃあ水を飲んだら水素と酸素を飲んでるってことになる?」ともっともな疑問を口にする。
気持ちは分かるが水は水で水素は水素で酸素は酸素だ。
水素と酸素を一緒に燃やせばその結果として水はできるけれど、「水を飲む=水素と酸素を飲む」とは言えないであろう。
「なんで?」とみるくはさらにつっこんでくる。
うーん。
水を分解すれば酸素と水素になるけれどそれはすでに水じゃなくて酸素と水素だし・・・
そのへんはパパに聞いてみてくれるかな、と逃げ腰なワタシ。
家に帰るなりみるくはインターネットで元素記号表を見つけてプリント。
カリウム・カルシウム・スカンジウム・・・」とひとつひとつ読んでいく。
興味の対象がとても理数系である。
いちごは元素記号の内容よりも周期表の色分けに夢中。
色鉛筆できれいに塗り分けていく。
同じ環境で同じように育ててきたつもりなのにこんなに違いがでるものなのね。
人間って不思議。
理数系がダメだと将来学校の選択肢がかなり狭まってしまうから苦手科目にはしてほしくないんだけどなあ・・・いちごさん。
夜、お風呂でパパがみるくに分子の「手」について説明しているのが聞こえたがはたしてみるくの疑問はとけたのだろうか。