徳川美術館(いちご9歳5ヶ月みるく7歳6ヶ月)

名古屋滞在最終日。
今日は徳川美術館で開催されている「尾張徳川家の雛まつり」を見に行く。
会場の一番奥に展示してある「尾張徳川家3世代の雛段飾り」はなかなか圧巻であった。
数ある雛人形の中でいちごと私が一番気に入ったのは秩父宮妃勢津子様が御寄贈なさったもの。
皇室のお雛様にふさわしく、男雛の装束は天皇のみに許される黄櫨染(こうろぜん)の御袍(ごほう)。
お雛様のお顔はふっくらしていて愛らしく、お内裏様はりりしくてハンサム。
もちろんお着物もすばらしい。
そして圧倒されるのは雛道具の数々。
華やかで品格があるのにとても愛らしい。
小さな小さな合貝(あわせがい)やお裁縫道具や鏡台などなど。
いちごがスケッチをとりながら「かわいー♪ほしいー♪」と何度もつぶやいていた。
通常サイズの合貝も展示してあり、その美しさに何度も眺めてはため息。
ほしいなー。やってみたいなー。貝合わせ。
みるくは雛道具の中に見つけたミニサイズの将棋セットや囲碁セットに興味津々。
お姫様達はこんなステキな雛道具でおままごとを楽しんでいたのねえ。
徳川美術館は国宝「源氏物語絵巻」があることでも有名だが、原本の展示は期間限定なので今日は複製と映像展示を鑑賞。
いちごみるくは以前暗唱文集で覚えた桐壺の冒頭部分を発見して喜んでいた。
美術館を出たあと徳川園を散策。
美しい日本庭園を楽しんだ。
タイミングの良いことにお友達との会食を終えた大ママと駐車場でバッタリ遭遇したので一緒に帰路につく。
ちなみに大ママが食した期間限定「ひな御膳」は一日100食限定。要予約。
みるくが「おなかすいたーおなかすいたー」とうるさく言うので大ママが芳光で買ってきた和菓子をひとつずつ下さった。
芳光は名古屋では有名な和菓子屋さん。
本わらび粉使用の冬季限定「わらび餅」はおまんじゅうサイズでひとつ285円也。
お高いけれど、ぷるんぷるんできな粉が香ばしくてとにかく美味。
いちごみるくがいただいたおまんじゅうもおいしかったらしい。
ごちそうさまでした。
夜は手羽先。
名古屋を満喫した3日間であった。
あとはETCの土日割引を利用して東京へ戻るのみ。
がんばりましょう、私。