英語教育講演会(いちご9歳3ヶ月・みるく7歳4ヶ月)

英語教育講演会。
講演して下さるのは児童英語研究所の船津先生。
先生は「一日90分×3年間CDをかけ流せば間違いなくどんな子でもバイリンガルになる」と断言。
赤ちゃんが自動的に耳にする会話は語りかけも含め言葉部分だけをまとめると一日せいぜい90分あればいい方だと先生はおっしゃる。
プラトン言うところの「劣悪な言語環境」でも人は3年で無意識のうちに、つまり右脳で母語を獲得する。
言語獲得の過程は「リズム回路」→「仮語彙」→「語彙化」
仮語彙というのは音は聞いたことがあるが意味と一致していない単語。
仮語彙と意味がつながった時、語彙化が進む。
「英語でも同じ環境を用意すればよいのです。それが毎日90分のかけ流しです」と先生はおっしゃる。
「意識して聞く必要はありません。気にならない程度の音でただかけ流せばよいのです」
日本語を介さず直接英語の日常会話をかけ流すことにより子供の頭の中には英語のリズム回路が構築され仮語彙が蓄積される。
この時リンゴそのものを見せて「Apple」と教えるのは良いが「Appleはりんごよ」などと日本語と英語を結びつけて教えてはいけない。
リンクさせると日本語を介して覚えるクセがつき左脳的になってしまうことと、一単語に一つの訳というわけではないから英語を直接イメージでとらえるべきというのがその理由だ。
言語回路が構築された後は語彙の強化とともに読解力を身につけることが不可欠。
右脳で獲得した状態だけでは時がたてば消えてしまうからだ。
右脳と左脳を結びつけるのに必要なのが多読。
この読解力があるかないかの違いが英語を忘れてしまう帰国子女と忘れない子供の境目と言える。
抜粋して一部だけ紹介するとこのようなお話であった。
知識としては知っていたが直接先生からお話を伺ってよかった。
かけ流しの重要性も改めて実感できた。
それとともに6歳までの間にきっちり毎日90分かけ流してこれなかったことを深く後悔。
我が家でのパルキッズのかけ流しはそろそろ終了するが毎日かけ流せたわけでは全くないので、もう一度1からかけ流してみようと思う。
「その場合は一週間で次のStepに進めていいですよ」というアドバイスをいただいた。
今度こそ毎日かけ忘れないように気をつけよう。
ちなみに。
右脳へのかけ流しによるリズム回路構築は6歳までに終了しておくのがベスト。
「小学生から始める場合は左脳がジャマをするので倍速でかけ流すのが有効です」と先生はおっしゃる。
聞き取れず左脳が諦めた時に右脳が働きはじめるからだ。
復習分は倍速かな。