算数脳(いちご小3・みるく小1)

いちごは計算が遅い。
そして単純な足し算引き算をとてもよく間違える。
かけ算と割り算も2ケタを超えるとフリーズぎみ。
対するみるくはけっこう数に強い。
例えば筆算のたしざんをする時。
いちごは一の位からひとつずつゆっくり計算していくがみるくは簡単な問題なら十や百の位からぱぱっと書き込んでいく。
この差はなんだろう。
私はひそかに七田に通い始めた時の年齢差ではないかと考えている。
みるくは幼稚園時代に通い始めたので教室で散々ドッツ棒を使っての計算をさせてもらっている。
対するいちごは小学生になってからのスタートだったのでその過程が抜けている。
単純な計算をドッツ棒を使って丁寧に練習していくと量感が身につく。
いちごとみるくの差は量感を身につけているか否かの差ではないだろうか。
そんなわけで。
公文のプリントや単純な算数プリントを解くときになるべくドッツ棒や積み木を使用することにした。
全ての問題でドッツ棒を使っているととてつもなく時間がかかってしまうので割愛するが少なくともいくつかの問題は実際にドッツ棒や積み木を使って毎日取り組むことにする。
数字だけで計算するのではなくその計算の意味を分かってもらいたいのだ。
量感をしっかり身につけることができれば算数脳ができあがるとF先生はおっしゃる。
基本的な量感をマスターすればどんな応用問題に進んでも理解できるようになるとのこと。
手間はかかるがいちごが量感をつかむまで一緒にがんばっていきたい。
ちなみに今日は公文の日。
いちごは算数で新しいステージに入った。
分数を小数であらわすという問題だ。
小数を初めて見たいちごは混乱してしまったらしく先生の説明を聞いて計算をはじめたあとも遅々として進まず。
私が迎えに行った時には涙目になっていた。
かわいそうに。
プリントの途中ではあるが残りはお持ち帰りにさせていただいた。
帰宅後夕食とお風呂をすませたあとで少数について説明。
普段使っている一、十、百、千の位の部屋を書いたシートの右側に紙をつぎたして0.1と0.01と0.001の部屋を書き足す。
小さなドッツシール10枚に「0.1」と記入し「0.1」が10集まると一の位の部屋にお引っ越しすることを説明。
実際にシールを10等分し10分の1と0.1がイコールであることを説明。
この時点でいちごはようやく納得したらしく「わかった」と笑顔を見せてくれた。
ゆっくりでいいから一問ずつ理解しながら解いていこうね。