「2の声」と「うち」(いちご小3・みるく小1)

家の中で遊んでいた時のこと。
みるくがいちごに「2の声にして」と言った。
2の声とは何か聞いてみたところみるくは「先生に教えてもらったの」と説明をはじめた。
「0の声はこう」と口を閉じて黙るみるく。
「1の声はこのくらい」とひそひそ声。
「2の声はおとなりの人に聞こえるくらい。3の声は班で聞こえるくらい。(班は4名)」
「4の声は・・・(ちょっと考えて)号車だったかな。忘れちゃった。」と言う。
号車というのは教室の座席縦一列のことである。
「5の声は体育館での声だから大きいの」
なるほどなるほど。
それは分かりやすくて良い教え方だ。
これからはうちでも使わせてもらおう。
なにしろみるくは声が大きいのだ。
家の中では常に2の声でよろしく。
もうひとつみるくの話。
幼稚園を卒園する少し前くらいからみるくは自分のことを「うち」と言うようになった。
そういえばいちごも年長さんの時にお友達の影響で自分のことを「うち」って言ってたな〜となつかしく思い出した。
でも「うち」って男の子も使うのかしら。
なんだかすごく違和感があるんだけどな。
それとなく「ぼく」を使うようにアドバイスしてみたが拒否された。
まあそのうち放っておいても「ぼく」にきりかわるであろう。
「おれ」にかわっちゃうとちょっとイヤだけどな〜。