みるく入学式(いちご小3・みるく小1)

昨夜のこと。
いちごがお泊まり会でいないのでみるくと二人で寝ていたら。
みるくが歯をガリゴリガリゴリと爪でひっかいている音が聞こえてきた。
現在みるくは上の前歯一本と下の前歯二本の計三本がぐらついているのだが
そのうちの一本がほとんど抜けかかっているのにとれそうでとれなくて気になるらしいのだ。
ぐらぐらの歯がある時いちごは「痛いからなるべくさわらないで」と言うのだがみるくは正反対。
仕上げ磨き時に使う電動歯ブラシをわざとぐらぐらの歯に強くあててほしいと言ってくる。
ぐらぐら状態のまま放っておくのがイヤなのだ。
しばらくガリゴリという不気味な音がしていたのだが突然みるくが「あ!」と声をあげた。
指先でつまんでいるのは下側3番目の乳歯。
おお〜。
力技でひっこぬいたのね。
おめでとう〜。
洗面所で歯についている血を洗い流そうとしたところ、内側についている肉片を見て「歯のおうちだ」とみるくが言いだした。
つまみだした肉片をさわりながら「歯のおうちはぷよぷよしてるね」と笑う。
ふーむ。
きもちわるくないのね。
そういえばこのまえ「みるくは大きくなったら医者になる」と言っていたっけ。
血を見ても平気なところはむいているかも。
話はかわって本日のこと。
今日はみるくの入学式。
受付で書類をいただいたあとみるくは上級生に案内されて教室へ。
私は体育館へ。
ほどなくして新入生入場。
みるくは抜けたばかりの歯のあとが気になるのか舌で歯茎をさわっているらしくずーっと口が半開き。
そのうえ猫背でかっこわるいことこのうえなし。
ゆゆしき問題である。
入学式終了後教室へ。
一年生は4クラスでみるくは二組。
ご近所の二人も同じ組なので心強い。
4クラス全てにおいて男の子の方が女の子よりも2名ずつ多い。
よってみるくだけは男の子とペアをくむことになる。
新しい恋の話は当分聞けそうにないかしらね。