卒園式の練習(いちご8歳4ヶ月・みるく6歳5ヶ月)

最近みるくは毎日卒園式で歌う歌の練習をしているらしい。
私が大好きな「さよならぼくたちの幼稚園」も歌うようだ。
うれしいなあ。
いちごの卒園式でも歌ったこの歌。
歌詞がとてもステキなのだ。
2年前の卒園式で初めてこの曲を聞いた時、涙が出そうになった。
隣でみるくが鼻血を出したので泣いているひまはなかったのだが。
(2006年3月15日の日記参照)
幼稚園生活もこれで最後だから今年は泣けちゃうかもなー。
するとみるくが「もう1曲練習してるよ」と言う。
「ずっと一緒にいてほしいからって曲」
どんな歌なの?と聞くと「えーとね。リズムは忘れちゃったけどこんな歌」と歌詞を教えてくれた。
「♪ひとはひととであい そしてわかれてく それはさびしいことじゃなく きみをつよくするパワー♪」
「♪だからこそまえをむいてあるいていこう たかいたかいやまのように おおきなこえでうたおう♪」
いい歌だねえ〜。
「あ。でもね。『きみをつよくするパワー』のところはほんとは2番なの。1番は忘れちゃった。」とみるくが言う。
まだ卒園式まで日があるから大丈夫だよ。
ちゃんと覚えて本番では大きな声で歌えるとよいね。
するとみるくが意外なことをつぶやいた。
「みるくね、この歌歌ってて泣きそうになっちゃった。先生とお別れだと思ったから。」
へえ〜。
2年前の卒園式でママ達が号泣しているわりに子供達は誰も泣いていないという光景を見ているのでみるくの台詞にはちょっと驚かされた。
子供でもちゃんと分かっているのね。
もう会えなくなるということをあまり理解していないから子供達は誰も泣かないのかと思っていたけれどそうじゃないのね。
もしかしらたママ達が先に泣いちゃうから泣けなくなっちゃうのかも?
卒園式まであと少し。
楽しみだけど寂しいな。