二人でお風呂(いちご7歳11ヶ月・みるく5歳11ヶ月)

土曜日は週に一度の朝寝坊ができる日。
朝というには遅めの時間にのっそりと一階へおりてみるとすでにパパとみるくがリビングにいた。
パパはマリオ64で残りのスターを集めている。
みるくはパパのプレイを見ながら大喜びで踊っている。
いちごはまだ二階で寝ている。
朝食の準備をしていちごを起こす。
食後再びマリオ。
そのままマリオ三昧な一日であった。
夜、お風呂の王様へ行きたいとパパが言い出した。
すでに寝る時間が近づいていたので私といちごはパス。
「いく〜!」と元気よく支度をはじめたみるくだけを連れてパパはお風呂へお出かけ。
たまには男同士でのんびり語り合うのもよいであろう。
数時間後、みるくはうれしそうに「ラーメン食べたよ!」と言いながら帰ってきた。
帰りにラーメン屋に寄ったらしい。
夕飯を食べたうえに夜食のラーメンですか。
太るよ、君たち。
パパはみるくとラーメンを半分こしようと考えていたらしいのだがみるくは「一人で全部食べたい!」と主張。
「大人の一人前を全部食べるのは絶対無理だから」とパパにさとされたみるくは子供ラーメンなるものを注文し希望通り一人で全部たいらげたらしい。
そんなわけでパパも一人前を全部食べることを余儀なくされたようだ。
だから太るよって。
帰宅後みるくは「パパにラーメン代はらわなきゃ」と言いながら貯金箱をひっくりかえしはじめた。
律儀な男である。
「ラーメンはねー。300円くらいだったの。だからー。はい!」となぜか千円札をパパに渡そうとするみるく。
払いすぎだよ。
「いいよいいよ」と千円札をパパにおしつけるみるく。
男前だねえ。
でもラーメン代はパパがおごってくれるらしいから君の大事なお小遣いはちゃんとお財布か貯金箱にしまっておきなさいね。