大塚国際美術館と名古屋へ移動(7歳5ヶ月・5歳6ヶ月)

朝9時40分愛媛を出発。
徳島で昼食をとり大塚国際美術館へ。
前々から一度行きたいと思っていたのだ。
帰省時はいつもあまり日程的な余裕がないので今まで行けずにいたのだが今回は家路を急ぐ必要がないので寄ってみた。
美術館は思っていたよりもずっと広く、作品数が多くて楽しめた。
音声ガイドを聞きつつまわったら3時間半かかった。
ちょうど3月いっぱいまでシスティーナホールが修復工事中で中に入ることができず創世記と最後の審判を見ることができなかったのは残念だ。
みるくがゴッホの絵を見つけて「あ!ママ!オルセーだよ!」と報告してくれた。
そうそう。
オルセー美術館展で同じ絵を見たね。
よく覚えているね。
やはり美術鑑賞はさせておくべきだと実感。
絵を見る時の反応が違う。
いちごが一番気に入ったのはベラスケスの「ラス・メニーナス
真ん中に描かれているマルガリータ王女がかわいいから好きなのだそうな。
パパとみるくがウケたのはルソーの「子供と人形」
ちょっと不気味よね・・・
いちごとみるくが二人そろってウケたのはムンク「叫び」
やはりインパクトが強いらしい。
私が惹かれたのはムリーリョの「無原罪の御宿り」
やわらかな黄金色の光の中に描かれたマリア様が美しい。
ちなみにムリーリョは同じ主題で十数点の作品を描いている。
私が気に入っているのは「エル・エスコリアル」と呼ばれているものである。
若々しいマリア様のお顔がかわいらしい。
世界中の有名な作品をまとめて見ることができるという点はとても楽しめるがやっぱり本物が見たくなるなあ。
大塚国際美術館をあとにし一路名古屋へ向かう。
途中で夕食をとり夜8時すぎに到着。
大パパのリクエストで暗唱の発表。
「格言・成句」「矛盾」「小諸なる古城のほとり」「雨ニモマケズ」「枕草子・春はあけぼの」「徒然草・つれづれなるままに・高名の木のぼり」「方丈記・ゆく河の流れ」をいちごとみるくで交互に発表。
今回はみるくも大きな声ではっきりと発表することができた。
暗唱のご褒美にいちごとみるくは大パパからお小遣いをいただいた。
せっかくだから明日本屋さんに連れて行ってあげようかな。