絶対音感とピアノ復活(7歳4ヶ月・5歳5ヶ月)

絶対音感は2歳から6歳半の間に身につく能力だといわれている。
その時期をのがすともう獲得するのは不可能に近い。
なぜなら6歳が右脳から左脳へきりかわる時期だからだ。
絶対音感は音を聞き比べる能力が育ってしまってからでは身につけることができないのだ。
絶対音感についての中途半端な知識を持っていた私は子供に絶対音感をつけるべく
市販のCDなどを活用してみたがうまくいかなかった。
私が使用していた絶対音感CDは単音からの取り組み方法を採用していたのだ。
これに対し、一年ほど前に幼稚園のママ友達に紹介していただいた取り組み方法は「和音からの習得」
まず白鍵9和音、黒鍵5和音をひとつずつ順番に色として習得していく。
その後、色から音名に切り替え、和音が安定してから単音に分化していくのだ。
獲得期にきちんとした指導方法のもとでこの取り組み方をすれば
(能力の精度に個人差はあるものの)確実に絶対音感が身につくらしい。
これを知った時、すでにいちごは6歳4か月を過ぎていた。
もう間に合わないかもしれないと思いつつ和音の取り組みをはじめて一年。
今月ようやく和音の音名切り替えまで終了した。
来月からは単音の分化をはじめる。
現在いちごは白鍵の絶対音感がほぼついている状態だ。
単音の分化で黒鍵の絶対音感も身についたら次は相対音感の取り組みを始める予定だ。
せっかく絶対音感がついてきたのだからと、ピアノを復活させるべくいちごを洗脳してみた。
引越して以来いちごはまったくピアノの練習をしなくなってしまったのだ。
ピアノ教室も半年ほど行っていない。
ひさしぶりにピアノに向かったいちごは以前弾いた曲「アラベスク」が弾けなくなっている自分にショックを受けたらしい。
楽譜も読めず指も動かない。
泣き出してしまったいちごのショックがおさまるのを2日ほどまって練習再開。
ちょっと弾けたら褒めたおすという作戦のもと、一週間でなんとか「牧歌」を完成。
半年ぶりのピアノレッスンは楽しかったらしい。
今週は2曲覚えていくとやる気まんまんだ。
このままほそぼそとでもピアノは続けていってもらいたい。
通いやすいように近くの教室も探してみよう。