北海道三日目:小樽→新千歳空港→東京

ヒルトン小樽をチェックアウトしたあと流氷凍れ(しばれ)館へ。
ここでは厳寒の北海道を視覚や肌で体験できる。
入り口で上着をお借りしてマイナス20度の世界へレッツゴー。
中にはマイナス40度の部屋あり、氷のベッドあり、かまくらあり。
しっかり着込んできたので思っていたよりも寒くない。
なんといっても一番楽しかったのは氷の滑り台。
けっこうスピードが出るのだ。
キャーキャー言いながら何度も滑って楽しんだ。
氷の世界を満喫したあとは外の世界がとても暖かく感じた。
軽装になって北一硝子館へ。
昨日いちごが欲しいと言っていた雪の結晶型のペンダントを見る。
石の色が何色かある中からいちごは「オーロラがいい」とオーロラ色のペンダントを選んでパパに買ってもらった。
当然みるくも「みるくもオーロラがいい!」と言い出した。
「男はアクセサリーなんてつけない」とパパに却下されて泣き出すみるく。
「みるくもオーロラがいい〜。アクセサリーがいい〜。」とねばるみるくをひきずって移動。
ペンダントのかわりにみるくはコースターと箸置きを買ってもらった。
二人ともよかったね。
買い物終了後、小樽運河を散策。
運河食堂でお昼ご飯を食べてのんびり過ごした。
昼食後空港へ。
空港で空弁を購入して一路東京へ。
飛行機に乗ると子供達は搭乗記念のおもちゃをいただけるのだがみるくが即決するのに対しいちごはどれにするか決めるのにものすごく時間がかかる。
あまりに長く悩むのでフライトアテンダントのお姉さんはオモチャ一式をいちごにあずけ「ゆっくり選んでね」と去っていった。
行きの飛行機でいちごは「ふわふわわんちゃん」という小さな犬のぬいぐるみを選んだ。
彼女は毎日その犬を持ち歩きかわいがりながら一緒に旅をしていた。
その光景を見ていたみるくは自分も欲しくなったらしく帰りの飛行機で同じ犬のぬいぐるみを選択。
対するいちごはみるくが行路で選んだブロックの飛行機をもらった。
旅の初日にみるくはその飛行機をレンタカー会社のバスの中に置き忘れてなくしてしまったのだがフライトアテンダントさんのご好意で今回再度同じものをいただくことができた。
いちごとみるくが犬のぬいぐるみ同士で会話をしたり、ブロック飛行機を合体させて遊んだりしているうちにあっというまに東京へ着いてしまった。
充実した楽しい旅であった。
パパさん、ありがとう。