北海道二日目:札幌→小樽その2

(つづき)
謝り続けること10分。
謝りながら謝られながら二人とも眠ってしまった。
小樽についたので二人を起こしてみたがいちごは再び雪だるまのことを思い出して泣き出した。
初めてつくった大きな雪だるまだから壊されたのがよっぽどショックだったのだろう。
気分転換に北一硝子を見て回る。
北一のアウトレットで買い物をしたあと花園店に移動してサンドブラストのグラス作りを体験させてみた。
このころにはさすがにいちごも回復しており、楽しくグラス作りに参加した。
まずはグラスの色選び。
みるくはブルーのグラスに即決。
いちごはしばらく悩んだあとで「さわやかな黄色にする」と黄色のグラスを選んだ。
次に絵柄選び。
絵柄シートを3種類選びそれをグラスに貼りつける。
シート以外の部分をビニールテープでマスキング。
それからサンドブラストのマシーンの中に入れてペダルを踏み勢いよく砂を吹き付けると絵柄の部分が白く彫り込まれオリジナルグラスが完成するのだ。
(この作業は子供では手の長さがたりないのでパパとママ担当)
ステキにしあがったグラスにいちごとみるくも大満足。
夕食は通りすがりにみかけたお寿司屋さん「寿司栄六」へ。
なんと寿司50貫で5000円。
お寿司がまわっていないのが不思議そうなみるくに「まわらないのが本当の寿司屋だ」とパパが説明すると「まわらなくてまっすぐなのが本物?」とみるくが聞く。
まわらずにまっすぐお寿司が流れていくと思ったらしい。
ぷぷぷ。
子供の考えることって本当におもしろい。
いろいろ注文した最後にミニイクラ丼を頼んだらみるくが「普通のイクラだね」と首をかしげた。
「ミニのイクラと思ったよ」とみるくは言う。
イクラがミニなんじゃなくて丼のサイズがミニなんだよー。
本当に子供っておもしろい。