ロケット1号2号(いちご6歳8ヶ月・みるく4歳9ヶ月)

ティッシュがなくなり新しいものに入れ替える時。
いつも空き箱をめぐって争いが起きる。
「いちごが先にほしいって言ったのー」だの
「このまえいちごだったから今日はみるくなのー」だのと
余計なケンカがはじまってしまうので今日は前回こっそりとかくしておいた空き箱とあわせて1つずつ与えてみた。
すると二人で仲良く何かをつくりはじめた。
平和だ。
10分後。
はさみとテープでごそごそとやっていた二人が完成品を持って現れた。
いちご:「ロケット1号でーす」
みるく:「ロケット2号でーす」
どう見てもロケットには見えない形だが二人がロケットというからにはロケットなのだろう。
ロケットにはいろいろな装置がついているらしい。
いちご:「ここがね。秘密ボタンなの」
みるく:「みるくのはね。ここを押すとしゅいーんと出てくるの」
いちご:「死んだ人はここに乗せるの」
みるく:「それでね。ボールはここにはいるの」
そうかそうか。
なんだかよくわからないけれど楽しそうでよいことだ。
その後しばらく二人はロケットを持って家中を走り回り遊んでいた。
これからも空き箱は2箱たまってから渡すことにしよう。