友達との約束(いちご6歳8ヶ月・みるく4歳9ヶ月)

小学校から帰ってくるなりいちごが「今日ね、はなちゃん(仮名)がしま公園(仮名)で遊ぼうって!」とうれしそうに言った。
いちごがお友達と遊ぶ約束をして帰ってくるのはめずらしい。
ぜひ行っておいで。
でも今日は公文があるから3時までね。
明日の時間割をそろえ、宿題をすませてからお菓子とお茶を持って公園へ。
はなちゃんとれなちゃん(仮名)はすでに公園にきていた。
炎天下の中、子供たちは真っ赤な顔をして遊びまくる。
そこへよしくん(仮名)もやってきた。
よしくんははなちゃんのことを「はなたろう」と呼ぶ。
はなちゃんはよしくんのことを「よしこちゃん」と呼ぶ。
名前を男女で入れ替える遊びがはやっているのだろうか。
遊具で遊んだり虫とりをして遊んだりしたあと3時で辞去。
はなちゃんも「今日は歯医者の予約があるから」と帰っていった。
まおちゃん(仮名)は公園の横の道を「今日はこれから塾があるからばいばい〜!」と言いながら歩いていった。
れなちゃんとよしくんは「またねー」と見送ってくれた。
子供たちはそれぞれの予定の空き時間をうまく利用しながら集中して遊ぶ。
これはこれでよいことかな。
驚いたのはお友達がみんな一人できていたこと。
一年生になると子供だけで出かけるようになるんだね。
あたりまえのことかもしれないけれどちょっと衝撃であった。
私はといえば。
まだまだ子離れできないでいる。
子供だけで公園に行かせるなんて怖くてできそうにない。
いちごはともかくみるくはいろいろな意味であぶなそうだし。
それでもあと2年もしたら私の役目は終わるんだろうな。
寂しいような楽しみなような。