みるく脱走劇(いちご6歳7ヶ月・みるく4歳7ヶ月)

子供達がある程度大きくなったおかげで助かっていることは山ほどあるがそのひとつに習い事の送り迎えがある。
今までは習い事の間ずーっと教室で待っていなければならなかったのだがいちごに携帯を持たせたこともあり、習い事の間買い物に出かけたり家に戻って夕食をつくったりできるようになった。
時間が有効利用できてとてもありがたい。
そんなわけで本日も子供達を公文へ送ったあと図書館に寄ってから帰宅。
夕食の準備をしているとみるくから携帯に連絡がきた。
「ママー。早くお迎えにきてー。いちごはまだプリントしてるけどみるくは終わったからー。」という。
ちょうど手が離せない状態だったのでいちごがまだ終わっていないということもあり電話のあと5分ほど経過してから家を出た。
車で教室に向かっている私の目に飛び込んできたのは信じられない光景であった。
ダッシュするみるくを追いかけるママ二人と先生一人。
えええ?
あわてて車をとめて話を聞いたところによると
みるくは誰にも何も言わず「ママー」と独り言を言いながら教室を飛び出して行ったらしい。
ありがたいことにそれに気づいたママ達がみるくのあとを追って下さったのだ。
そして教室の先生もその状況を見てあとを追って下さったらしい。
みなさまのおかげで事故も誘拐もなかったからよかったもののみるくが出ていったことに誰も気づかなかったらどうなっていたかと思うと恐ろしい。
みなさま、本当にありがとうございました。
平身低頭な私の横で当の本人がケロリとしているので本気で泣けてきた。
半泣き状態になりながら静か〜に話しかける私を見てさすがに悪いことをしたと自覚したらしく
みるくも涙目になりながら「もう絶対一人で教室から出ていったりしません」と約束してくれた。
本当に二度としないでね。
寿命が縮むから。