ある夜の風景(いちご6歳5ヶ月・みるく4歳5ヶ月)

お風呂から出たあとでみるくがクッションを頭にのせてお地蔵さんごっこをはじめた。
なぜいきなりお地蔵さんなのかは不明。
みるく:「お祈りしてくれないと目があかないのね」と目を閉じている
いちご:「お地蔵さん、目を開けてください」
ここで目を開けてモゴモゴと何かを言うみるく
いちご:「お地蔵さん、お話してください」
みるく:「動かないよ」
いちご:「お地蔵さん、動いてください」
みるくが動き出したら今度はいちごが空想の世界へトリップ。
いちご:「お父さんは悪い魔女に石にされちゃったのね。かわいそうなお父さん。」
歩いてくるみるくを見て
いちご:「おとうさーーーーん!」「お父さん、よかったー!無事で。会いたかったー!」
いちごの空想はまだ続く。
「でも他にも魔女に石にされちゃった人がいるの。私ニュースで見たの。助けにいかなくちゃ!」
「それにはスターマジック棒がいるの。それは勝手にご飯を食べるから大丈夫。スタークッキーとかスターリンゴとかスターの形をしたものを食べるの。」
「ほら、これがスタースティックよ」と星形のスティックを手にして旅に出るいちご。
みるくも別ルートで旅に出る。
彼はお地蔵さんから旅人に変身したようだ。
みるく:「じゃあこのスティック棒を持っていこう!」(スティックと棒は同じですよ、みるくくん)
いちご:「ああ!あそこに悪い魔女がいるから静かに歩かなくちゃ!」
ここで私は悪い魔女に配役されてしまった。
悪い魔女になって時々いちごとみるくをおどかしつつなんとか寝る支度をさせる。
子どものごっこ遊びは見ているとかなりおもしろい。

おまけ
ホワイトデーということでいちごはお友達からお返しのお菓子とお手紙をもらってきた。
みるくはバレンタインの翌日にマシュマロのお返しをもらったので今日はもらえなかったらしい。