クリスマスイブ(いちご6歳2ヶ月・みるく4歳3ヶ月)

待ちに待ったクリスマスイブ。
アドベントカレンダーの最後の扉は両開き。
開ける当番のいちごは朝起きるなり「みるく!一緒に開けようよ!」とみるくを誘う。
当のご本人は布団にもぐったまま無言。
眠り続けるみるくにいちごは「じゃあ、みるくの分残しとくからね」と声をかける。
どこまでも優しいお姉ちゃんである。
家族でクリスマスディナーをすませたあといちごと私は幼稚園のクリスマスミサへ。
夜なので参加できるのは年長さんのみ。
みるくも連れて行く予定だったが本人が「パパとお留守番する」と言うのでいちごと二人でお出かけ。
御ミサのあとは園の遊戯室でお茶会。
夜にお友達と会うのがうれしいのか子供たちはいつも以上にハイテンション。
走り回ってはしゃいでいる。
いちごも笑いっぱなしである。
先生方が用意してくださったジュースやお茶で乾杯しお菓子を食べる。
その後サンタさんたちが登場。
クイズのあとでクリスマスプレゼントをもらって終了。
楽しい一時であった。
帰宅後楽しみにしていたクリスマスケーキを食べる。
ケーキの上に飾った砂糖菓子のサンタさんをとりあってケンカ勃発。
じゃんけんで決めなさいと言ったのにみるくは「サンタさんがいい〜」と泣くばかり。
不戦勝でサンタさんはいちごのケーキの上へ。
大泣きするみるくのケーキにはツリーの砂糖菓子をのせる。
いちごは「わ〜い」といいながらサンタさんを食べかけたものの「あんまりおいしくない」とほんの少しかじっただけでリタイヤ。
「みるくにあげるよ」とみるくのケーキの上にサンタさんを移動。
べそをかいてしょげていたみるくもこれで復活。
念願のサンタさんを一口かじったみるくは「いらない〜」とお皿のすみにサンタとツリーときのこの飾りを並べて置いた。
泣きながらとりあいするほどのものじゃないでしょ?
ぷぷぷ。
御ミサで遅くなったのでケーキを食べ終わった時点ですでに10時。
NORADサンタ追跡システムをチェックしたらすでにサンタさんは富士山上空を飛んでいた。
「いそがなきゃー!サンタさんがきちゃうー!」とあわあわしながら就寝準備をするいちごとみるくがおもしろい。
二人はベッドに入ったあともなかなか眠れないでいるらしく「ベルの音、聴こえるかな・・・」と時々話し声がしていた。
30分ほどするとその話し声もぱたりとやみ静寂がおとずれた。
おやすみなさい。良い夢を。