ことわざ(いちご6歳2ヶ月・みるく4歳2ヶ月)

降園後、着替えをしたあとで制服の靴下を洗うのは子供達の仕事。
なのだが。
毎日毎日みるくは「いーちゃん、あらってー!」と姉に泣きついて洗ってもらっている。
いちごは「今日はみるくが洗ってよー」なんて言いつつも私の耳元でこっそり「ほんとは洗ってあげるよ」とささやき笑う。
優しいお姉ちゃんだねえ。
ところが昨日いちごが洗濯をしている時に「手がしみて痛いよ〜」と言い出した。
手に小さな傷があるのでそこからしみるのだろう。
しかたがないので私が途中から交代した。
そして今日。
みるくはいつものように「いーちゃん、洗ってー!」と言った直後に「あ。いーちゃんはおててが痛いんだった。みるくが洗うよ。」
と言いながら二人分の靴下を洗いはじめた。
お。優しいじゃん。
えらいぞ、みるく。
でもちょっとまてよ。
ちゃんと自分で洗えるではないか。
これからは自分の分は自分で洗いたまへ。
いちごお姉ちゃんに甘えてはいけませんよ。
さて。
靴下を洗っているみるくをなんとなく観察していたら大量に水をこぼしていた。
ここで怒ると習慣づかなくなるので優しく注意。
「あ。ごめんね。でも失敗は成功のもとだからね。」とさらりと受け流すみるく。
うまい。
最近ことわざカードで遊んでいたのでいちごとみるくの会話によくことわざが登場する。
いわく「わー。お菓子が2つも入ってた。一石二鳥だね。」
いわく「のうあるカタはつめをかくすだね。」
などなど。
使用状況がぴたりとあっている時もあればまちがっている時もあるし、さらには微妙にことわざ自体がまちがっていることもある。
子供の言い間違いや勘違いはかわいくて笑える。
いちごはいまだに「波紋」のことを「ほわん」と言うし
みるくは目にゴミが入った時に目をぱちぱちしなさいと私が言うと目をつぶったまま拍手する。
笑える。