いちごに感服(いちご6歳1ヶ月・みるく4歳2ヶ月)

先週からいちごの上の前歯がぐらぐらしはじめた。
もうすぐ抜けるかな〜?と思っていたところ今度は下の前歯がぐらり。
「あ!もう一本ぐらぐらしてきたー!」といちごが言った3分後。
「あ!とれた!」と下の前歯がぽろりととれた。
おお!おめでとう!
あまりに早く抜けたのでびっくりしたよ。
前回まではハリーポッターのトランクキーホルダーに抜けた歯を入れていたのだが。
いちごの3本目の乳歯とともにハリーのトランクは消失。
いったいぜんたいどこに消えてしまったのか。
いまだに見つからない。
抜けた歯を何に入れようかと悩んでいたらみるくが「袋にいれたらいいんじゃない?」と言う。
そうか。
袋をつくればいいんだ。
いいこと言うね、みるく。
フェルトで小さな歯入れ袋を作製する私を見て「いちごはペットボトルのキャップに入れておけばいいかなと思ってたの」といちごが言う。
キャップか・・・
それじゃあんまりだしね。
フェルトでつくった封筒の形にくまのボタンをつけて完成。
できあがった作品を見て「かわいい!」と大喜びするいちご。
キャップよりはこの方がいいよね。
いちごはさっそくフェルトケースの中に歯を入れて枕の下へ。
ここまでが昨日の話。
朝起きて歯が100円にかわっているのを見たいちごは「Tooth Fairyがきたよー」とにこにこ顔。
きっとその100円でラブベリーのゲームをするんだろうなと私は思っていたのだがいちごは貯金箱に100円を入れた。
その貯金箱は幼稚園でつくったものでクリスマスにイエス様へお捧げすることになっている。
家の手伝いをしたり良いことをしたりするたびに両親からお金をもらって貯金できるのだ。
きれいな心を献金という形でイエス様におささげし、困っているお友達のために使う。
そのための貯金箱にいちごはTooth Fairyからもらった100円を入れたのだ。
なんて優しい子なの〜。
私なら迷わず自分のために使っちゃうよ。
どうして私の子がこんなに優しい子に育ったのかしら。
思わず我が子に感服である。
いちごの爪の垢でも煎じて飲んでみようかしら。