叱ったあとは(いちご5歳11ヶ月・みるく4歳0ヶ月)

夜寝る前にみるくがオムツを投げて遊んでいたので「ものを投げないように」注意した。
その時は反省したように見えたのだが。
今度はベッドでポケモン図鑑を投げているところを目撃。
ポケモン図鑑は厚さ2cmのボードブックである。
あたるとかなり痛い。
なぜ投げたのか聞いたところ「いーちゃんが押したから」とのこと。
ものを投げるのがなぜいけないのかをこんこんと説明。
反省の色が見えないのでみるくを部屋から追い出したところ大泣き。
謝りにきたので仲直り。
そんな状況を見ていたいちごがみるくに「よしよし」をしながらこう言った。
「あのね。みるく。ママは怒っててもみるくのこと大好きなの。だから大丈夫だよ。」
ナイスなフォローである。
これは以前私がいちごに言ったセリフを応用したものである。
その時私は(いちごの何を注意したのかは忘れてしまったが)叱ったあとで「いちごがしたことは悪いことだけれど、いちごのことは大好きだよ」ということを伝えたのだ。
いちごはそのあとしばらくしてから私に「ママが怒っている時はいちごのことをキライなんだと思っていたの」と教えてくれた。
これを聞いて私はとても驚いた。
子供にとっては「叱られる=嫌われる」なのだ。
子供は叱られることによって「嫌われる」という不安をかかえてしまうのだ。
私は驚きそして反省した。
子供を叱ったあとは必ず大好きだよということを伝えてあげなくてはならないのだ、と。
頭では分かっていても怒りにとらわれている時にそれを実行するのは難しい。
それでも心を静めて子供を抱きしめることを忘れないようにしたい。
いちごの言葉を聞いて今日またあらたにそう思った。