夏の思い出(いちご5歳10ヶ月・みるく3歳11ヶ月)

夏休みも残すところ(今日をいれて)あと4日。
長いようであっというまであった。
「そういえばコンクールの絵、まだ描いてないよ」といちごが言う。
ああ、全国児童画コンクールね。
すっかり忘れていた。
近所のスーパーで応募を受け付けているのだ。
よく思い出したねー、いちご。
そんなわけでいちごに「夏の思い出」なるものを描いてもらった。
いちごが描いた絵は大きな木とその幹にとまっている雌雄のカブトムシ。そしてパパとママといちごとみるく。
いちごは虫とり網を持っている。
とても良い絵である。
今年の夏のいちごの思い出は虫とりとカブトムシというわけだ。
途中でみるくが「おなかすいたー!」とさわいだのでお絵描き中断。
明日色をつけてしあげをすることにしよう。
午後は自転車の練習と公園で泥あそび。
いつのまにか二人ともきれいな泥だんごをつくれるようになっていてびっくりした。
完全な球に近い美しいだんごである。
いちごは葉っぱのお皿にひとつずつだんごを並べてくれる。
その横で泥水をばしゃばしゃとはねあげてうひゃうひゃ笑うみるく。
シャツも靴も泥だらけである。
対するいちごは服も靴もきれいなままだ。
泥をつけるなとは言わないけれど少しは気にしようよ、みるく。
まあ洗うのは本人だからいいんだけどね。
泥汚れも私が洗うとなると気が重いが子供たちが自分で洗ってくれるのでどんなに汚しても笑って見ていられる。
基本的に子供は水遊びが好きなので洗濯も楽しい遊びのひとつなのだ。
公園から帰ったあと裸になった二人が洗面所でごしごしと洋服を洗っている光景は微笑ましい。
泥汚れをおとした洋服は洗濯機を使って再度洗濯。
ここから先は私がしているがいちごの身長がのびればこれも自分でできるようになるだろう。
現時点では洗濯槽の中の洗濯物に手が届かないのだ。
そして物干し竿もまた背が届かない。
それでもここ一年でいちごにまかせられる家事は飛躍的に増えている。
のみこみが早いので一度教えればたいていのことは一人でできるようになるのだ。
みるくもまたいちごの指導を受けて少しずつできることが増えていく。
料理もどんどん身につけてほしいがこれまた身長の問題がある。
踏み台にのりながらの作業はあぶなっかしいので今のところは簡単な手伝いのみである。
包丁の練習も良いけれど、まずはナイフを使った鉛筆削りの練習からさせてみようかな?
でもいまどき肥後の守(ひごのかみ)なんて売ってるかしら・・・