旧軽銀座(いちご5歳10ヶ月・みるく3歳10ヶ月)

今日は銀座をぶらぶらお散歩。
とある画廊で絵を眺めていたら画家さんがいちごとみるくの手の甲に絵を描いてくれた。
いちごにはピンクのうさぎ。
みるくにはピンクのイルカ。
二人が「ありがとう!」と言うと「またおいで。毎日描いてあげるよ。」とうれしい言葉がかえってきた。
チャーチストリートの2階では世界チャンピオンだというバルーンアートのお兄さんがパフォーマンスをしていた。
お兄さんにむらがる子供たちをかきわけて一番前に出たみるくは「つくってー!つくってー!」と笑顔で大きな声を出す。
首尾よくゾウをつくってもらったみるくは喜色満面。
積極的な子供ってやっぱり得だなあ。
いちごはといえばなんとか前列に立ってはいるものの声が小さいのでなかなかつくってもらえない。
他の子供たちが一通りつくってもらったあとでようやく「イルカつくって!」と言うことができた。
「うーん。イルカねえ〜。」と悩むお兄さんは小さな小さな魚をつくっていちごに渡した。
「イルカじゃないじゃん!」といちご以外の子供たちからブーイング(笑)
当のいちごはだまって魚を見つめている。
「じゃあこっちも持っててね」と次々に風船をくみあわせて魚釣りのポールをつくったお兄さんはその先に釣り糸風の風船をたらしてさきほどのイルカ金魚を結びつけた。
リール部分がすばらしく上手にできている。
いちごはこのミニイルカつきの釣り竿をいたく気に入ったらしくうひゃうひゃと笑いながら家に持って帰った。
みるくはせっかくつくってもらったゾウを自分流に改造し3分の1ほど割ってしまった。
それでも本人はいたってうれしそう。
みるくの場合はつくってもらったきれいな作品よりも自分の手を加えたものが良いんだろうな。
帰宅後いちごの釣り竿のリール部分をみるくが割ってしまいケンカ勃発。
「せっかくお兄さんがつくってくれたのに〜」と大泣きするいちご。
パパが応急処置をしてくれたものの元には戻らない。
みるくがいちごに謝ろうとしないのでみるくのゾウをいちごに与えることにした。
「いやー!みるくのゾウー!」と泣きわめくみるく。
それでもみるくが謝らないのでいちごはハサミでみるくのゾウの半分を割った。
割られたみるくはしばらく大泣きしていたがいちごは風船を割ったことで気がすんだようだ。
その後10分もしないうちに二人は仲良く笑いながら一緒に遊びはじめるのであった。