もっとおおきなたいほうを(5歳10ヶ月・3歳10ヶ月)

以前から行きたいと思っていたイタリア料理のお店にお昼を食べに行ってみた。
まだ8月初めだからすいているかも・・・と思った私はあさはかであった。
なんと90分待ち。
ディズニーランドのアトラクションじゃないんだから。
忍耐力のない私はお店の前をそのままスルー。
さっさとほかのお店へ移動。
ランチのあとで昨日と同じ公園へ。
虫とり網と虫かごを持参したもののトンボは飛んでいなかった。
昨日はたくさん飛んでいたのになぜかしら。
残念。
「ママ、やっぱり昨日持ってくればよかったね」といちごがつぶやく。
たしかに。
蝶々は時々飛んでいるもののいちごとみるくは虫とりよりも遊具に夢中。
二人が遊んでいる間私は木陰で読書。
緑の中で本を読むのは心地よい。
「ママ〜」という声に顔をあげてみると「痛い〜」と言いながらみるくが歩いてくるのが見えた。
ひざから血が出ている。
毎日みるくはどこかにすり傷をつくってくる。
なにしろよく転ぶのだ。
以前病院で診てもらった時、足に異常はないと言われたもののやっぱり気になるなあ。
帰宅後すぐにシャワーをあびて傷口の汚れと汗を洗い流す。
「一石二鳥だね、ママ」といちごが言う。
「いっせきにちょうだね」といちごをまねてみるくも言う。
さっぱりしたあとは夕食と絵本。
ノンタンシリーズのほかに借りてきた本の中で二人が一番気に入ったのは「もっとおおきなたいほうを」(二見正直作・こどものとも)。
王様とキツネがお互い相手に勝つためにより大きな大砲を持ってくる。
それぞれが大きな大砲を持ってくるたびにいちごとみるくは声をあげて笑う。
ばかげた争いはどんどんエスカレートしていくが最終的に王様は後悔して大砲づくりをやめる。
王様とキツネが一緒に気持ちよさそうにお風呂に入っている裏表紙の絵がとても良い。