英語DEドラマ(いちご5歳9ヶ月・みるく3歳10ヶ月)

今日はずっと楽しみにしていたイベント「英語DEドラマ」に参加する。
毎年夏にだけ行われる2日連続の英語劇クラスだ。
時間は各日1時間15分。
つまり合計たったの2時間半という短い時間でひとつの劇を完成させるのだ。
真澄先生の情熱と指導力に脱帽である。
スクリプトとテープは事前に送られてくる。
いちごとみるくは毎日何度もそのテープを聞き、一緒に歌ったりセリフを言ったりして楽しんでいた。
テープのセリフを聞く度にいちごは「これはだれ?」「これは誰がしゃべってるの?」と役を確認。
最終的に「いちごはプリンセスの役がいい!」と勝手に心に決めたようであった。
クラスは見学不可。
子供たちをあずけて私は近くのそごうでお買い物。
お迎えの時間に戻ってみるといちごはぽろぽろと涙を流して泣いていた。
いちごは先生に交渉して首尾良くプリンセスの役を手に入れたらしいのだがその演技が難しくて泣き出してしまったらしい。
このお話に出てくるプリンセスは笑わない。
人々がなんとか笑わせようとするのだが笑わない。
最後に金のがちょうにくっついてしまった人々を見て笑うのだがその笑う演技が難しく泣いてしまったらしい。
いちごはプレッシャーに弱くちょっとしたことで傷ついてしまう。
よく言えば繊細だが悪くいえば脆弱だ。
いちごにみるくの打たれ強さの4分の1でもあればなあ・・・
それでも途中までは泣きながらも一生懸命セリフを言っていたらしい。
それにプリンセスの役をしたいと主張できたのもすごい。
いちごにしては快挙である。
結局役に負けてしまったわけだが失敗や挫折は悪いことではない。
それを乗り越えてこそ成長できるのだ。
自分の弱さを知るのは大事なことだ。
がんばれ、いちご。
ちなみにみるくは妖精の役。
大きな声でセリフを言い、元気に踊っていたらしい。
いちごが泣いてからはそちらが気になって少しトーンダウンしてしまったものの最初から最後までのりのりだったそうな。
クラス終了後、先生と話し合い妖精の役に変更してもらったいちごは安心したのかようやく元気を取り戻した。
明日はラスト15分で劇の発表がある。
楽しい劇になるといいね。