みるく発熱(いちご5歳9ヶ月・みるく3歳9ヶ月)

雨の土曜日。
朝のうちにプリントを終わらせてしまおうと思ったのにみるくはいやがってなかなかしようとしない。
さっさと終わらせてしまえば思いっきり遊べるのにどうして先送り先送りにするのだろうか。
プリントの前に座ったままいつまでもごそごそごそごそ。
最近のみるくはいつもこうだ。
「プリントをいやがる時期」に突入してしまった。
このヤマをこえて、いちごのように自分からプリントをするようになるのはいつだろうか。待ち遠しい。
イムリミットまでにプリントを終わらせることができなかったのでみるくは留守番。
いちごだけを連れて買い物へ。
大型電気店で私がプリンターの用紙とインクを見ている間いちごは着ぐるみのうさぎさんから風船を受け取っていた。
「ピンクがいいの」とピンクの風船をもらったあとで「あのね。弟のもちょうだい。緑の。」とみるくの風船もゲット。
さらに別のブースで赤と銀色の風船をもらういちご。
「赤はママのね。銀色のはパパにあげるの。」
欲張りなんだか優しいんだか・・・
帰宅するとみるくが「ママー!プリント終わったよー!」と走って出てきた。
おお。ようやく終わりましたか。
私がいない方が集中してできるのね、きっと。
よくがんばりました。
夕方、郷土資料館でホタルが見られるというので雨の中を歩いて行ってみた。
真っ暗な部屋の真ん中にたくさんのホタル。
ほとんどのホタルは動かずにじっとしているだけなので小さな緑色のライトが明滅しているように見える。
いちごとみるくは「クリスマスツリーみたいだね」と言う。
確かにクリスマスツリーの光とよく似ている。
彼らにとってはただライトがぴかぴかしているだけでホタルが光っているという感動はないようだ。
それでも目の前で時々ふわりふわりと光が飛ぶと「あ!”飛んだ!」といちごが声をあげる。
きれいだねー。
部屋から外に出たところで成虫と幼虫の観察をしたがたぶん二人の頭の中では先ほど見た緑の光と目の前の黒い虫とはむすびついていないのではないだろうか。
実際に自然の中で飛んでいるホタルを見せてあげたいなあ。
家で一日仕事をしていたパパが外へ出たいと言うので夕飯は外食。
いちごのリクエストで久しぶりに焼き肉へ。
何度も雨の中を歩いたのが原因だろうか。
夜中にみるく発熱。
39.4度。
まずは明朝まで様子を見よう。