公園にて(いちご5歳8ヶ月・みるく3歳9ヶ月)

今日は早めに公文が終了したので教室の帰りに公園に寄った。
いちごとみるくは砂場へ直行。
いちごはお気に入りのワンピースを着ていたので汚さないように気をつけているのか水を使わずに砂だけで遊び始めた。
みるくは水を使いたくてしかたがないのだが道具がない。
どうするかなーと見ていたら。
彼は水遊びをしている小学生のお兄さんたちをさりげなく観察。
そしてとあるお兄さんが植え込みからペットボトルを出してくるのを見てすかさず同じ場所を探索。
どうやらそこにはたくさんの空ボトルがかくしてあるらしくみるくはボトルを1本手にもってうれしそうに戻ってきた。
ボトルに水をくんでは砂場へ運ぶ。
その作業を数回繰り返したのちにみるくは再度植え込みへ。
さらに2本持ってきて合計3本のペットボトルを抱えて水道と砂場をいったりきたりしはじめた。
最初は黙々と一人で遊んでいたみるくだが、小学生のお兄さん達がつくっているつらなる穴を見て興味を持ったらしく近づいていった。
「すっごいねー」
「これなに?」
返事がかえってこなくてもみるくはめげない。
水をくんできてお兄さんたちの穴に入れようとしてちょっと躊躇。
左右をちらちらと見て大丈夫そうだと思ったのか水を投入。
2〜3回くりかえしているうちにお兄さんたちに「今度ここに入れて」と言われるようになり嬉々として水を運んでは入れるを繰り返す。
「つぎはどこですかー?」とみるくが聞くと「こっちー」「ここいれて」とお兄さんが声をかけてくれるようになった。
みるくはものおじせずに声をかけてうまいこと仲間入りしていくなー。
対するいちごさん。
一人で黙々と砂場のふちどり。
いちごもまた小学生のお姉さん達が気になるのか時々女の子集団を眺めている。
彼女たちはトイレの屋根の上で遊んでいる。
「わー、すごーい。どうやったらあそこにあがれるの?」と私に聞くいちご。
木登りをして木から屋根に乗り移ったみたいだよ。
「いちごもしたいなあ。ちょっと挑戦してくるね。」
ほほう。なかなかのチャレンジャー。
様子を見に行ったいちごはそのままきびすを返して戻ってきた。
「あのね。やっぱり無理だった。6年生くらい大きくなったらできる?」
そうねえ。身長にもよるけど3〜4年生くらいでいけるんじゃない?
「そっか。じゃあもう少し大きくなってからにするよ。」といういちご。
そうしてくれたまへ。