100キロハイク(いちご5歳7ヶ月・みるく3歳8ヶ月)

朝起きてくるなり「パパ、扇風機新しいの買った?」と聞くみるく。
買ってないよ。
「でもちがうよ?」
そのとおり。
昨夜までリビングに置いてあった扇風機は寝室へ移動し、押し入れからもうひとつの扇風機を出してリビングに置いたのだ。
「だってね。リモコンがしかくいの。」とみるくが言う。
そうそう。リモコンの形と色が違うんだよね。
なかなか観察力がある。
今日はいちごのコマなし自転車の練習。
まずはバランスをとるコツをつかむために地面を足で蹴って進ませる。
ペダルが足にあたりバランスをくずしてたおれそうになり「こわいよ〜」と泣くいちご。
やっぱりお店でペダルをはずしてもらう方が練習しやすいかなあ。
バランスとりの練習をしつつ自転車で公園へ。
しばし公園で遊ぶ。
ブランコをうまくこげないいちごを見て驚くパパ。
「ブランコがこげないのはまずいだろう」と足の動かし方を教えるもすぐには上達しない。
そういえば今までブランコ遊びってあまりしていなかったっけ。
ブランコの漕ぎ方なんてわざわざ教えなくても見よう見まねでできるようになるだろうと思っていたが教えていないことはできるようにならないものなのね。
みるくにもブランコをこがせてみたがやはりうまくこげなかった。
ゆゆしき問題である。
練習させねば。
公園遊びのあとは魚の買い出しとお風呂。
週末のお風呂通いが定着しそうな気配である。
道中、ゼッケンをつけた若者達が同じ方向へ歩いているのを見る。
仮装をしている人も多い。
そして彼らの足取りは一様に重い。
彼らはどこから来てどこへ行くのか。不思議に思いつつお風呂へ。
2時間半後。帰り道にも同じような若者を見かける。
お茶を買いにコンビニに寄った時、ゼッケンをつけた男女3人が座り込んで休憩していたので聞いてみた。
彼らは早稲田三大行事の一つ、100キロハイクの参加者なのだそうだ。(残る二つはもちろん早慶戦早稲田祭
埼玉県本庄市にある早稲田のセミナーハウスからスタートし、早稲田大学所沢キャンパス、早稲田大学高等学院、そして早稲田大学本部キャンパスを繋いだ約100キロの道のりを一泊二日かけてひたすら歩くのだそうな。
主催者のHPはこちら。
http://www.komaike.com/html01/100hai.htm
小雨の降る中ひたすら歩きつづける彼らを見てパパは「うらやましい」とつぶやく。
たしかに若さってすばらしい。