沖縄旅行1日目(後編)

平和祈念公園をあとにして次は琉球の館で琉球紅型染色差しの体験。
ハイビスカス柄のコースターを一枚ずつつくらせてもらえるのだ。
「いちごは赤にするのー」「みるくはこの色にするのー」と自分で選んだ色をつけていく。
子供でも簡単にできて楽しめる。
私たちが色をつけたあとでお店の人がぼかしの処理をして終了。
いただいたコースターはそのまま2〜3日放置し色が定着してから水で洗い流して陰干しすればできあがりだ。
どんな色にしあがっているのか楽しみだ。
ホテルに向かって北上する途中で国際通りにあるステーキ屋サムズマウイへ寄り夕食。
目の前にある鉄板の上でステーキを焼いてくれる。
もちろんパフォーマンスつきで。
塩やコショウがくるりくるりと飛ぶたびにいちごとみるくが「すごーい」と歓声をあげる。
お肉もお野菜もおいしくて大満足なディナーであった。
夕食後国際通りのとあるお店でアロハシャツとムームーを物色。
パパに2着、私に1着、いちごに1着、みるくに1着購入。
いちごは私とおそろいにしたがみるくは本人にデザインを選んでもらった。
数ある鮮やかなアロハの中から彼が選んだのはくすんだブルーのシャツであった。
ほほう。意外と渋めが好みなのね。
知らなかった。
この時点で時刻はすでに夜の9時。
それでもいちごとみるくは「ホテルについたらプールね!プール!」とキラキラした目で私を見上げる。
彼らにとって沖縄旅行の目的は1にも2にもプールなのだ。
今日はもう遅いからプールは明日にしようね。
沖縄到着以来(というよりも出発前から)プールプールといい続ける二人に「今ホテルに向かってるからねー。でもちょっとだけここに寄っていこうね。」などと言いつつ南下してひめゆりの塔平和祈念公園をまわってきたのでちょっと胸が痛い。
車で北上している間にぐっすり眠り込んでしまった二人をかかえて日航アリビラの海が見渡せる部屋へチェックイン。
いちごがお腹にいる時に宮古島を旅行したことはあるが沖縄本島に上陸するのは初めて。
(パパは10年くらい前にきたことがあるらしい)
明日からが楽しみだ。