マジックマジックほーいほいっ

子供は日によってはまる遊びが違う。
今日いちごとみるくがはまったのはマジックだ。
小さなドッツカードで遊んでいたら10枚あるカードを5枚ずつに分けてマジックごっこをはじめた。
(注:本人達にとっては「ごっこ」ではない)
やっていることのほとんどはマジックとはほど遠いものだが時々「おっ」と思わせるものがある。
例えばいちごのマジック。
いちごがテーブルの上にカードを5枚並べる。
私が(わざと)ちょっと横をむいているすきにテーブルの上のカードが4枚になっていた。
カードを1枚重ねただけなのだがきっちりきれいに重ねているのでぱっと見は4枚に見える。
誰に教わったわけでもなく自分で考えてしているところがすごいと思う。
なかなかやるな、いちごよ。
もっと単純に手にもったカードを1枚ずつ落としていき「はいっ!4枚になりましたー!はいっ!3枚になりましたー!」とするバージョンもある。
足下に落ちているカードが見えないように工夫すればもうちょっとマジックらしく見えるんだけどね。
あとは「赤いマルが青いマルになりましたー!」というのもある。
このドッツカードは表に赤マル、裏に青マルのシールをはってあるのでひっくり返して見せるだけでよいのだ。
次から次へと考えてはいろいろ見せにきてくれるのでなかなか楽しい。
このマジック遊びはいちごとみるくのどちらが初めにやりはじめたのかは忘れてしまったのだが(確かみるくだったような気がするが)二人ともとても気に入っている。
今日みるくが新しく考え出したのはマジックをする際に使う呪文。
「マジックマジックほーいほいっ!」である。
元気にこのかけ声を何度もかけつつカードを並べたり投げたりしている。
実に楽しそうである。
いちごもみるくのまねをして「マジックマジックほーいほいっ!」と言いながらカードをかくしたり出してきたり。
家のあちこちから「マジックマジックほーいほいっ!」と声があがる。
おもしろい。
ちゃんとした手品を教えてあげたら喜ぶかな。
今度手品の本を探してみよう。