おともだちできたよ(いちご5歳6ヶ月みるく3歳6ヶ月)

いちごとみるくは今日も元気に幼稚園へ行って帰ってきた。
いちごはだいぶ慣れてきたようでバス停でのあいさつも大きい声で言えるようになった。
みるくはまだ覚えていないのかあいさつをしない。
まあそのうちできるようになるであろう。
帰宅した二人に今日何をしたのか聞いたところみるくは「えーとねえ。こぶじいさん!」「あとは・・・わからん」と答えた。
いちごは「体重はかったよ」「それからお話きいたの。神様のおうちに行くと死んじゃうんだって。」
うーむ。
聖書の話かなあ。話のとらえ方って難しいのね。
「バスを待ってる時間はトトロを見たの。誰も外で遊んでなかったよ。イスにすわってるの。」
え?
お天気よかったのにお外で遊べないの?
どういうことなんだろう。
慣れるまでは仕度に時間がかかるから帰りのバス待ちの間は部屋の中で待つということなのかな。
「あとねー。おともだちできたよ。」といちごが言う。
「体重はかる時に『いちごちゃん前行っていいよ』って言ってくれたの。それでお友達になろうねって。」
「だからいちごは『ありがとう』っていったよ」
おお!それはすばらしい。よかったよかった。なんていうお友達?
「えーとね。わかんない。」
がくっ。
じゃあ明日幼稚園でそのお友達に会ったら名札を見て、なにちゃんか覚えてきてね。
「ちゃんはつけないの!ちゃんっていわないのよ」といちごが言う。
え?どうして?
「さんをつけるのよ」
へー。お友達同士でもさんづけで呼び合うの?
でも確か最初の日にシスターはいちごのことを「いーちゃん」と呼んでいたような覚えがあるんだけどな。
わからないことだらけである。
保育時間の見学をしてみたいなあ。
ところであいかわらずみるくの情緒不安定はつづいている。
とってもささいなことですぐに泣きわめくので相手をするのに疲れてしまう。
でもそういう時期だからしかたがないのだろう。
がんばれ、私。