お花見(いちご5歳6ヶ月・みるく3歳6ヶ月)

桜が満開になりかけているので散歩がてらお花見。
大きな公園へ行けば桜がたくさんあるかと思ったがそうでもなかった。
ぽつぽつとはえている程度だ。
名古屋の山崎川の桜並木ぐらい桜三昧の道を歩きたいなあ。
桜を探して散歩はつづく。
みるくがすぐに弱音を吐いた。
「つかれたよー」とひいひい言いだし牛歩戦術がはじまる。
逆にいちごは「疲れたから早く歩いて桜の見えるところにいこう!」とスピードをあげてすたすたと歩いていく。
姉弟なのに同じ「疲れた」という状況においてこうも違う行動をとるとは。まったく人間っておもしろい。
二人の意見の間をとり少し歩いたところにあったベンチに座ってランチタイムをとることにした。
おにぎりとお茶とパン。
たいしたお弁当ではないが外で食べるとなんだかおいしい。
少し休憩して元気をとりもどしたみるくを連れてお散歩再開。
公園内の川を見つけたとたん目を輝かすみるく。
以前笹船流しをした時のことを思い出したらしく「ママ!船つくって!」と大興奮。
小さい滝に船がのみこまれるたびに大喜び。
いちごは笹船のかわりにまつぼっくりを流した。
滝壺にのみこまれたまつぼっくりは沈んでは浮かび、また滝に吸い寄せられて沈んでは浮かぶ。
くるくるとまわりつづけるまつぼっくりをあとにしてアスレチック場へ。
普通の公園がちょっとだけワイルドになった程度のアスレチック場だ。
いちごにはちょうどよい。
みるくには少し難しいらしく「どうしようーどうしようーこわいよー」と困惑気味。
いちごに「ここ、つかまって。しっかりね。それからゆっくりこっちにきて。」と手取り足取り指導されてなんとかクリア。
頼もしい姉である。
グラグラ橋を通過してみるくは満足気な笑顔を見せた。
一度通過してしまえば自信がつくもので「あと3回行くよ!」といういちごに「うん!」と元気よく応えてあとをついていくみるく。
よしよし。
三歳から七歳の時期を運動の敏感期という。
体を100%使って精一杯の努力を惜しまないのはこの時期だけらしい。
子供はありとあらゆる動き方を身につけようと「どう動けばよいか」強い関心を持ち人の動きを真剣に見ているのだ。
そしてこの時期に100%の力を出し切る全力投球の経験をした子供は小学生以後何事にも全力を出しきることができるようになるという。
たくさん遊んでめいっぱい体を使ってくれたまへ。