金シャチにさわる(いちご5歳5ヶ月・みるく3歳6ヶ月)

名古屋城天守閣の金の鯱が21年ぶりに地上におりてきている。
しかもさわることができるというのでいちごとみるくを連れて行ってみた。
シャチをさわるための列は2列。
オスかメスか選ばなくてはならない。
(2回並べば両方さわれる)
いちごにどちらをさわりたいか聞いてみたら「女の子がいい」というのでメスの列に並ぶ。
待つこと約5分。
意外と短時間でシャチまで到着。
間近で見る金シャチはピカピカに光輝いていた。
いちごとみるくは「つるつる〜」といいながらシャチをなでる。
金シャチは青銅の上に18金の板をはりつけてある。
ウロコの一枚一枚に造幣局の刻印があった。
本当に本物の金なのね〜。
オスの方がメスよりも少し大きくてキバが長い。
でもウロコの数はメスの方が多いらしい。
場内は写真撮影禁止なのだがスタッフの「写真ご遠慮くださ〜い」という声をものともせずにみんな写真をとるとる。
さすがは名古屋。たくましい。
金シャチを存分に眺めたあと城内をぶらぶら。
蔵元交流会主催の純米酒ぬる燗フェスティバルにふらりと立ち寄る。
おつまみとおちょこをもらって純米酒を飲んでまわる。
参加している蔵元は30件。
各蔵元が2〜3種類の純米酒を提供しているのでとても全部は飲めない。
いちごとみるくはおつまみをせっせと食べ私はいろんなお酒をほんの少しずついただく。
青空の下ほろよい気分で気持ちよく家路につく。
帰宅後いちごと一緒に金シャチの絵を描こうと思ったら「金色がないから描けないよ」といちごが言う。
私の上着の金具を見ながら「あ。わかった。黄色に黒をまぜたら金色になる?」とひらめくいちご。
いちごはクーピーの黄色の上に黒を重ねた。
うーん。黄色と黒では金色にはならないねえ。
じゃあ、金色の折り紙を使ってみたらどうだろう。
いちごは金紙をシャチの形にきりとってチラシにぺたぺた。
もともとそのチラシには金シャチの写真が載っていたのでいちごは二匹がうまく向かい合わせになるようにはりつけた。
おお。上手上手。
いちごの金シャチはキバのところどころが虫歯になっているのでちょっと笑える。
いちごいわく「だっていつも海の中にいて歯磨きしないから」だそうな。
子供の発想はおもしろい。