大晦日(いちご5歳2ヶ月・みるく3歳3ヶ月)

朝起きると外は雪景色であった。
「It's snowing!」とはしゃぐいちごに対しみるくは「あ。冬ソナ。」と一言。
そうか。みるくにとって雪景色は冬のソナタのイメージなのか。なるほどね。
雪の中を歩くのは生まれて初めてのみるく。
いちごと一緒に「Footprint♪Footprint♪」と歌いながら歩いていく。
「雪だるまつくれる?」といちごが聞く。
ぼた雪だからちょっと無理かな。
♪雪やこんこ あられやこんこ♪と私が歌うといちごから「こんこんちがうで。ぼたぼたやで。」とつっこみが入る。
確かに。
7か月ぶりにいちごみるくのいとこ家族に再会。
寝ているだけだった赤ちゃんがつかまり立ちをしている姿に感動。
意外だったのはみるくがかいがいしくいとこくん(0歳)の世話をやくこと。
友達の弟Tくん(2歳)にはライバル心むきだしだったくせにこの差はなんだろう。
血のなせるわざか?と思ったらお義母様が冷静な一言。
「たぶんそのTくんはみるくのオモチャとかに対して悪さするんでしょ?」
ああ、なるほど。
自分に脅威をもたらさない相手に対しては寛大になれるわけだ。
0歳児はお人形と同じくらいの感覚なのかな。
なんにせよいとこくんが泣くたびに「これ〜どうぞ〜」とおもちゃを渡しに行く姿はほほえましい。
この機会に自分より小さい者に対する優しさをしっかり身につけてくれたまへ。
今日は大晦日で明日がお正月だよといちごに説明したら
「大晦日 定めなき世の さだめかな」と井原西鶴の俳句を詠んだ。
そうそう。それよそれ。
今年も一年大病もなく家族全員健康で過ごせてなによりであった。
明日からはじまる新しい年も良い年でありますように。