グアム四日目:その2

いちごもみるくも飽きることなくずっとボールの動きを目で追っている。
好きだねえ。
ウェスティン発12時のバスに乗りレオパレスへ戻る。
いちごがやっぱりそうめんを食べたいというので軽くそうめんを食べてからラグジュアリープールへ。
今日はめずらしく他にも客がいた。
香港系だろうか。いちごより少し大きいくらいの男の子が話しかけてきた。
英語なのだけれどうまく話しがつながらない。彼は同じセリフばかり何度も何度もくりかえす。
彼も母国語ではないのだろうか。それとも単に幼いからだろうか。
いちごとみるくはお兄ちゃんと遊べるのがうれしいらしく大はしゃぎ。
いちごは適当な英語を使いながら楽しそうに遊んでいた。
みるくはお兄ちゃんのセリフをそっくりそのままマネして遊んでいた。
午後はずっとこの男の子と一緒に泳いだりウォータースライダーをしたりして楽しく遊んだ。
きゃーきゃーさわいでいたみるくがだんだん無口になり元気がなくなってきたな〜と思って見ていたら「おなかがすいた」とつぶやいた。
なるほど。わかりやすいやつだ。
お菓子をもってくればよかったね。
プールからあがって大パパと大ママの部屋へ行ってみたらスパムおにぎりやお菓子があったのでその場で栄養補給。
食べて元気になったみるくはまたプールへ戻るという。
お菓子を持って今度はラクエスタプールへ。
泳いだり食べたりまた泳いだり。
オレオを食べる時に腕にはめる浮き袋をはずしたいちごはそのままプールへ。
バーにつかまりながら「つかまってるから大丈夫〜♪」などと余裕をかましていたくせにどぷんと水に沈んで行った。
プールの底を足でキックして浮かび上がろうとしたようだが水面まで届かず再度沈んでいくいちご。
まったく。だから浮き袋しなさいって言ったのに。
そばにいてよかった〜と思いつつ手をのばしていちごをひきあげる。
泣くかと思ったのに意外なことにいちごは笑っていた。
「びっくりしたね〜」と言ういちご。びっくりしたのはこっちだ。
でもちょっと笑えたけどね。
今日もお風呂に入っている間に大ママが夕食の支度をしてくれた。
母、ありがたし。
夕食後いちごのファッションショー。
やっぱりドレスはいいねえ。よく似合ってかわいいよ〜。
みるくの洋服もあったらよかったのにねという私に「男の子はそんなことにかかわらんでよろしい」という父。
それもそうか。