待降節(いちご5歳1ヶ月・みるく3歳2ヶ月)

今日から12月。
楽しみにしていたアドベントカレンダーのはじまりだ。
クリスマスまで毎日ひとつずつ扉をあけていく。
いちごとみるくのアドベントカレンダーの中身はチョコレート。
私のアドベントカレンダーの中身はレゴのブロック。
扉を開けるのは毎日ひとつずつだよと説明したのにみるくは1時間おきくらいに「ママ、2はあけないの?」と聞いてくる。
2は明日になってから開けてください。
「カレンダーの中はねえ。チョコレートだよ〜。おいしいよ〜。」とすごくうれしそうに教えてくれるのがかわいい。
子供達はチョコレートだけがめあてのようだがクリスマスを待ち望みその日まで毎日わくわくする感じをあじわってくれればうれしい。
もちろんクリスマスやアドベントの本来の意味も教えていくつもりだ。
サークルでもクリスマス関係のアクティビティをたくさんしたかったのだが諸事情により今月は開催できないことになった。
そのかわり家でいちごとみるくと3人でいろんなクラフトをつくって楽しもうと思う。
ところでこの待降節アドベント)の時期になると学生時代のことを懐かしく思い出す。
待降節:クリスマスを迎える準備の4週間のこと)
私が通っていた中学・高校はカトリック系で12月にはいるとさまざまなイベントがはじまる。
ラクティス、シークレットサンタ、後期中間試験、そしてクリスマスキャロルだ。
ラクティスというのは各クラスごとに目標を決めて毎日それを達成するというイベントで
シークレットサンタは全校生徒の名前をくじびきして生徒一人一人がお互い誰かのサンタさんになるというものだ。
サンタさんは相手に気づかれないようにしながらいろいろな親切をすることになっている。
試験期間と重なっているので「勉強がんばっていますか?」と手紙を書くのでもよいしお菓子づくりが得意ならお菓子をつくってプレゼントするのでもよい。
自分にできるささやかなことでよいのだ。
相手のことを考え喜んでもらおうとすることが大事なのだ。
最後のクリスマスパーティーで誰が自分のサンタさんだったのかが分かりサンタさん宛にお礼のカードを渡すことになっている。
私はこのイベントがとても好きだった。
みんなが誰かに優しくしてその優しさが学校中をぐるぐるまわっていく。
そんなかんじがとても好きだった。
あの山の上の学校で今もこの伝統行事は続いているだろうか。