「知ってる」(いちご5歳1ヶ月・みるく3歳1ヶ月)

朝から雨。
家の中で何をして遊ぼうかな〜と考えていたらみるくが押入からとうもろこし粘土を発掘してきた。
最近粘土をして遊ぶ時はいつも小麦粉でつくっていたので昔買ったこの粘土の存在を忘れていた。
せっかくだから使ってしまおう。
みるくは粘土を型に入れて「ぎゅーっぎゅーっぎゅーっぎゅっぎゅっぎゅーっ」といつまでも飽きることなく押し続けている。
なにしろ粘土遊びが大好きなのだ。
粘土さえあれば何時間でも遊び続ける。
途中でいったん中断していちごのお迎え。
いーちゃん!粘土あるのよ。粘土したのよー」といちごに報告するみるく。
「いちごも粘土したで」と言ういちご。
幼稚園でも今日は粘土遊びをしたようだ。
「粘土したのよ粘土あるのよ」とくり返すみるくにいちごは「知ってる」と冷たい。
「いちご知ってんで。知ってんのに何度も言わないでよ。」だそうだ。
最近いちごはよくこういうことを言う。
私が何か言うと「知ってる。知ってるのに言わないでよ。」とか「今しようと思っていたところ。」などと言って怒るのだ。
あー。そういうのってあったなあ。
しようと思っている時に先に言われると腹が立つんだよねー。
もうそんな感情がめばえているのね。
子供はいつのまにか成長している。
子供の成長はうれしく感慨深い。そしてちょっとだけ寂しい。