ドラえもん(いちご4歳11ヶ月・みるく3歳0ヶ月)

いちごがドラえもんの話をするようになったのは半年ほど前からだろうか。
たいがいいちごにとって不確かな話をする時にドラえもんは登場する。
例えばこんなかんじである。
「いちご知ってんで。だって夜にみんなが眠ってからドラえもんが連れて行ってくれたもん。」
ドラえもんがそうだよって教えてくれたもん。」
などなど。
そしてそのドラえもんからの情報はほとんどの場合でたらめなのだ。
いちごはドラえもんの本もテレビアニメも見たことがないのだがお友達から聞き覚えたようだ。
どのようにドラえもんについて聞いているのか知らないがいちごの中でのドラえもんの位置づけは「便利な存在」であり「いろいろなことを教えてくれる存在」であるようだ。
ドラえもんが空想のものだと理解しているのかいちごのイマジネーションの世界とドラえもんの存在は連動しているようだ。
おもしろい。
ちなみに(以前にも書いたが)なにかものがなくなった場合は「オバケが持って行っちゃったんじゃない?」とオバケのせいにするのが定番となっている。
いちごは空想遊びが大好きでいろんな話をつくって一人でえんえんとしゃべりつづけていることが多いがここ数日は現実世界のコピー作品が続いている。
つまり運動会の練習風景だ。
毎日幼稚園で練習している様子がすっかりそのまま再現されている。
お人形や小物を使って「女の子はこっちだよ〜」「もうちょっとこっちにきてください〜」と先生のまねをしている。
熱中しているのでそっとしておいたら飽きることなくえんえんと一時間以上やっていた。
運動会だけではなくいろんなお話をしていたようだ。
みるくが眠っていてジャマが入らなかったこともあるがすごい集中力である。
おもしろいのでビデオに撮ってみたけれどテープ残量が少なかったらしく途中でテープが終わってしまった。
ビデオの調子が悪くてここ半年ほど眠らせておいたビクターのビデオをだしてきたらなぜかまた使えるようになっていた。
いちごとみるくの記録をとるには今の時期が一番おもしろいかもしれない。
今のうちにせっせと撮影することにしよう。