謝れない理由(いちご4歳11ヶ月・みるく2歳11ヶ月)

今日はMちゃん親子と一緒に公文友達のNちゃんちへおじゃました。
いちごはNちゃんちに行くのは初めてだ。
幼稚園から帰ってきたいちごは「フライパンある?プールある?」とNちゃんちにどんなオモチャがあるのか聞いてくる。
フライパンもプールもあるよ、というと「行く行く〜!」といそいで着替えをはじめた。
幼稚園の体操服のままでもいいよ?と私が言うと「かわいくないからいや」とお気に入りの洋服に着替える。
ふーん。そういうのも気になるようになったのか。さすがは女の子。
さて。Nちゃんちにて。
みんなでそれぞれ遊んでいた時にNちゃんが突然泣き始めた。
その時いちごとNちゃんは洗濯機のオモチャで遊んでいたのだがいちごがフタをおさえた時にNちゃんの指をはさんだように私には見えた。
Nちゃんに謝ってくるよういちごに言ったところいちごはふてくされて口をきかない。
Nちゃんがその直後に別のオモチャをTくんにとられたのでそのことで泣いているといちごは思っているのだ。
いちごが洗濯機のふたでNちゃんの指をはさんだからびっくりして泣いちゃったんだよ、と説明しても「ちがう。アンパンマンのおもちゃのことで泣いている。」といちごは自分の意見をまげない。
自分が悪いと分っている場合いちごはすぐに謝ることができるけれど今回の場合は自分は悪くないと思っているのでかたくなに謝ろうとしない。
いちごが気づいていようといまいと指をはさんだことでNちゃんが泣いているのならいちごは謝るべきである。
状況を丁寧に説明し優しく諭してみたがいちごはがんとして謝ろうとしない。
しばらく時間を置くためにみんなで外に遊びに行くことにした。
玄関で靴をはいている時にいちごはNちゃんに向かって「ごめんね」と言ったがちょうどタイミングが悪くNちゃんには聞こえなかった。
がんばって謝ったのは評価するけれど本人に聞こえていなければ意味がない。
Nちゃんに聞こえるように言わないとね。
でもその時点でいちご大泣き。
これってやっぱり悔し涙かな。
その後外で遊んで気分がすっきりしたのかいちごは大きな声でNちゃんに「ごめんね!」と言うことができた。
Nちゃんも「いいよ」と言ってくれてめでたく仲直りをはたした。
がんばったね、いちご。
3〜4歳をすぎると子供同士の関係もだんだん複雑になってくるものだのう。